こんにちは。腸育コンシェルジュのhiromiです。
突然ですが、みなさん野菜食べてますか?
我が家では、私があまりレパートリー多くないこともあって、冷蔵庫の野菜室は定番の野菜たちで埋まっています。
腸育コンシェルジュなのに料理得意じゃないの?なーんて言われちゃいそうですが、残念ながらそんなもんなんです。手抜きが信条ですから(笑)
そんなこといって良いの~?
このブログシリーズ、私のダメさ加減を公表するだけになっている気がする^^;
つい先日も、台所で事件が起きました。私個人の感覚では、シングルになって子供たちと4人暮らしを始めてから、これほどのピンチに見舞われたことがあっただろうか?という感じ。
そこで活躍したのが、なんと我が家で一番頼りない(?)まめくんでした。
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新鮮すぎるブロッコリーの落とし穴
普段よく行くスーパーには、地元の農家と提携している「〇〇さんちの野菜」があります。それほど高くないし、大きくてボリュームがあるし、何より新鮮で美味しいのでよく買うんですよね。
ある日、〇〇さんちのブロッコリーでサラダを作ろうと、次女と台所で楽しく料理をしていたところ、ブロッコリーの茎が部分的に変色しているのを発見しました。
あれ?珍しいな?なんて思って房を切っていくと、そこにいたんです!1cmくらいの青虫くんが!!
普通の虫なら容赦なく撃退するんですが(北海道ではめったにGを見かけません)、私は足のない生き物が本当に苦手なので、ソッコーで逃げました^^;
虫は怖い。でもブロッコリーを捨てるのはもったいない。でも虫は怖い…。←エンドレス(笑)
私と次女のちぃが騒いでいるところに、まめくんがノンキな感じで「どうしたの~?」なんて言いながら登場したわけです。
とっさに「まめは来ちゃだめー!」と、ちぃ。お姉ちゃんらしい!
ところが、まめは「ボク平気かも♪」と意外すぎるリアクション。
天使…いや、ヒーローに見えましたね。輝いてました。彼がこれほど頼もしく見えたのは、後にも先にもこの瞬間だけだったのではないかと思います(笑)
そんなに怖くなかったよ!
まめ、えらい!!
結局、まめが割りばしを使って青虫をよけてくれて、ブロッコリーの変色した部分は捨てて、事なきをえました。
こういう時、自分以外に頼れる大人が居ないっていうのはキツイです。
私の友達なんて、義実家から送られてきた荷物(海産物)を開けたら、段ボールの中から新鮮な海老がぴょんぴょん飛び出してきて収拾つかなくなり、勤務中の夫を電話で呼んだっていってましたからね。←実話w
あれから、ブロッコリーを買う時は奥の方までしっかり見るようになりました!
いやはや、本当に衝撃の事件でした。ブロッコリーとの付き合いはかなり長いですが、青虫くんがセットになってたのは初めて!(青虫は丁寧に葬りました)
オーブントースターが壊れたのも悲劇でしたけどね…><
ブロッコリーは優秀な緑黄色野菜!
ところで、ブロッコリーはとても栄養価の高い緑黄色野菜です。房の部分はつぼみ(花蕾)で、主にここを調理して食べる人が多いですが、茎も美味しく食べられます。捨てちゃダメですよ!
ブロッコリーの栄養
ブロッコリーの栄養といえば、豊富なビタミンC!
生のブロッコリー100gに対してビタミンCは、140mgも含まれています。ゆでた後はビタミンCが半分以下の約55mgに減ってしまいますが、それでもレモンの3個分なんですよ。
ゆでるとビタミンCが減ってしまうのは、栄養分がゆで汁に溶けだしてしまうからです。ビタミンCをしっかり摂りたい人は、ブロッコリーをゆでずに電子レンジで調理するのがおすすめです。
さらに、ブロッコリーの優秀さはたんぱく質の量にも表れています。
生のブロッコリー100gに含まれるたんぱく質は、約5.4g。これって、野菜の中ではかなり多い方なんですよね。
さらに、注目すべきは食物繊維です。野菜に含まれる食物繊維というと、水に溶ける水溶性食物繊維のイメージが強いですが、ブロッコリーの食物繊維は不溶性。「痩せ菌」と呼ばれることがあるバクテロイデーテス門の菌のエサになる、貴重な栄養素です!
こうやって書き出してみると、ブロッコリーがいかに優秀な野菜かわかりますね。
腸活Point!!
バクテロイデスを増やす食物繊維
酵素を助けるビタミン、ミネラル
使い勝手が良い
ブロッコリーは、ゆでても焼いても生でも美味しく食べられます。単体でもイケるし、何かの具にしてもOK。和食にも洋食にもマッチする、とても使い勝手の良い野菜なんですよね。
日本では火を通して食べるのが普通ですが、アメリカあたりでは生でバリバリ食べちゃうのが一般的みたいです。
冷蔵庫に1つあると本当に便利。ブロッコリーがないと、なんとなく不安になっちゃいます^^;
おかず用意するの面倒!とか、野菜足りてない!という時にサッと登場する頼れる存在です。
そして、ブロッコリーは茎も美味しい♪茎の方が栄養価が高いので、捨てるのはもったいないですよ。
茎の外側の皮はとても硬くて食感があまり良くないですが、皮を剥くと柔らかくて生でも抵抗なく食べられます。生で食べるなら、房の部分より茎をスライスした方が食べやすいし美味しいかも^^
ちなみにブロッコリーは水をはじくので、洗う時はボウルに水を入れて数分間浸けておきましょう。虫が怖い人は、房を小分けにする前にブロッコリーまるごと水に浸けてくださいね。
ブロッコリーの美味しい食べ方
では最後に、ブロッコリーの食べ方を紹介します。ゆで・蒸し・焼き・生の4パターンで見ていきましょう!
ゆでブロッコリー
ブロッコリーをゆでるなら、汁ごと食べる料理にしましょう。ゆで汁に栄養素が逃げてしまうので、汁も飲まないともったいないです。
ブロッコリーは、水を沸騰させてからゆでます。時間の目安は、小分けにした房/皮を剥いた茎で1分半~2分くらい。固ゆでの方が美味しく食べられますよ。
コンソメスープが一番似合うと思いますが、茎の部分ならお味噌汁でも違和感なくいただけます。
にんにくを入れたオリーブオイルでゆでる「アヒージョ」も合いますよ。もちろん、バゲットもセットで!
あんまり好きじゃないけどブロッコリーの栄養を摂りたい人や、子どもがブロッコリー嫌いという人は、カレーやミートソースの材料として煮込むのもおすすめです。
蒸しブロッコリー
個人的には、蒸しブロッコリーが一番おすすめ。蒸しておけば、何にでも使えますからね。カレーやシチューに入れる時も、形をなくしたくない場合は、一旦蒸して最後に混ぜると良いですよ。
電子レンジの時間目安は、こちらも1分半~2分くらいです。ワット数に合わせて調節してください。
シリコンスチーマーを持っている人は、洗って水滴がついたままのブロッコリーを入れてフタをしめます。耐熱皿を使う場合は、大さじ1くらいの水を振りかけてラップをしましょう。
焼きブロッコリー
ブロッコリーに塩を振って、オーブンで焼くのも美味しいです!
食べ方はゆでブロッコリーと同じですが、香ばしさがプラスされて一味違った感じに♪さっと焦げ目をつけたいだけという時は、蒸し⇒焼きの順番だと時短調理ができますよ。
また、ブロッコリーの茎は炒め物の具としても活躍します。細切りにして、きんぴらにするのもおすすめです。
生ブロッコリー
生のブロッコリーは苦みがありますが、それはそれで悪くありません。どちらかというと、房より茎の方がおすすめです。
我が家で一番多く登場するのは、漬物です。皮をのぞいた茎はそれほど固くないので、一晩だけでしっかり漬かりますよ。
便利なミールキットつきの宅配食材もおすすめ♪献立が思いつかない時は、とても重宝します。
まとめ
ビタミンCとたんぱく質が豊富で、さらに不溶性食物繊維もたっぷりのブロッコリー。調理に時間がかからず、しかも何にでも使える便利さもあります。
我が家は基本的に、定番の野菜をローテーションで買い続けるスタイルですが、その中でもブロッコリーは家族からの人気も高いですよ^^
でも、新鮮で立派なブロッコリーには青虫くんが住んでいることもあります。美味しい証拠なんですけどね。
苦手な人は、くれぐれも気をつけて!