こんにちは!
映画(洋画)とお酒が大好きな、腸育コンシェルジュのhiromiです^^
腸活とはまったく関係のない(笑)、私の好みにあふれた映画紹介コラムも今回で第5回め。今日は、家族愛をテーマにお届けします!
家族モノは、大好きなジャンルの1つです。
逆に、好きじゃないジャンルってあったっけ?
ホラー…
昔から映画界では「子供と動物は反則技」といわれていたそうです。ほぼ必ず感動させるし、子供も動物も絶対可愛いし、ついでにヒットするからですかね^^;
家族愛をテーマにした洋画も、可愛い子供達がたくさん登場します!
定番中の定番から、私が好みで選んだタイトルまで。家族愛にあふれたおすすめ洋画15選、どうぞ最後までお付き合いください♪
※ちょっとネタバレあり
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これぞ家族愛!な洋画3選
まず初めに、家族愛にあふれたテッパンの3タイトルを。家族って良いな…と思える作品です。
ライフ・イズ・ビューティフル
1997年のイタリア映画。原題は「La vita è bella」(人生は美しい)です。
監督・脚本・主演を務めたロベルト・ベニーニが、過酷な状況下でも笑いと希望を忘れずに家族を守り抜く物語。
第二次世界大戦のユダヤ人強制収容所を舞台にした本作は、テーマはかなり深刻で辛いものなんですが、そこはコメディ俳優のロベルト・ベニーニの腕の見せ所といった感じ。
離れた区画に収容されてしまった妻(実生活でも夫婦^^)を想い、機転をきかせてオペラの楽曲を所内に流すシーン。銃を向けられて連行されながらも、息子の前では喜劇役者の真似をして笑顔を残して去っていくシーン。
ロベルト・ベニーニの演技にグッときます(思い出し泣きしそうT T)。
この作品で彼は、同年公開された「プライベート・ライアン」のトム・ハンクスを押さえてオスカーを手にしました。
幸せへのキセキ
家族そろって心機一転、郊外に購入した家には動物園がセットになっていた!
と、この設定からしてびっくり仰天(笑)。愛する妻を失った元コラムニストの男性が、残された子供達を育てながら動物園を再建していく物語です。
マット・デイモン演じるベンジャミンの兄役、トーマス・ヘイデン・チャーチのキャラがどこなく「サイドウェイ」を彷彿とさせる笑
動物園を買っちゃった話を聞いて「ラスベガスでスリでもやる方がマシだろう」というシーン。クスっとさせられます。
息子は反抗期、出費は多いのに前途多難な動物園再建etc.
等身大のシンパパを演じるマット・デイモンがなかなか♪良い中年になってきてるな~と思いました。長男ディラン役のコリン君と、妹ロージー役のマギーちゃんもとても良い味出してる!
ラスト近く、パソコンに保存された写真を再生するシーンは涙なしでは観られません。
Wonder~君は太陽~
見た目に特徴がある男の子、オーガストが初めて学校に通い、友情・学び・事件などを通して成長していく物語。
R.J.パラシオの原作「Wonder」の映画化です。
「NYが舞台のオシャレな洋画」でも紹介しています。
天才子役と評価の高いジェイコブ・トレンブレイ君がオギー役を演じ、ベテラン俳優が脇を固め、ルーカス・フィルムの許可を得て本物のチューバッカとダース・シディアスまでが出演するという贅沢な作品!
オギーの親友、ジャック・ウィルを演じたノア・ジュプ君がとても可愛いんですよ~。なんか、原作そのままのキャラクターで。
ちなみに彼、低予算で大ヒットしたあの「クワイエット・プレイス」に出演しているんですが、これもある意味では家族愛にあふれた洋画でもありますよね…^^;
決してあきらめずに前向きにオギーを導くママ、いつも明るく息子に寄り添うパパ、両親との関係にモヤりながらも家族を愛するお姉ちゃん…。
あらゆる形の家族愛があり、それがすべて素晴らしいものに見えてくる作品です。
子供を愛する親パワーを感じる5選
子供のためなら何でもできる!…というのは現実的には無理だけど、自分も家族のために頑張ろー!と思える作品を紹介します。
クレイマー、クレイマー
先に断っておきますが、リアルタイムでは観ていません!笑
1979年(日本では1980年)公開ですからね、これ。
原題は「Kramer vs. Kramer」でして、つまりクレイマーさん対クレイマーさん。同じ姓の人同士が争う裁判=離婚裁判という意味合いです。
今にして思えば単純明快なストーリーで、仕事一筋の夫に愛想を尽かして妻が家を出ていき、ワンオペで育児をせざるを得なくなった父親の奮闘、そして親権裁判という内容。
当時のアメリカは、離婚・親権裁判が社会問題にもなっていたそうです。
大団円で終わりがちなハリウッド映画にしては珍しく(悪い意味ではありません)、ラストはわりと思わせぶり。
原作の方はハッキリしていて、元妻のジョアンナは息子を連れていくことをやめ「でも時々会わせてもらえる?」と電話で元夫テッドに告げるというラストシーンです。息子を中心とした家族愛を感じます。
ダスティン・ホフマン演じる、駄目パパのテッドの奮闘が微笑ましい!最後の朝、初めは黒焦げにしていたフレンチ・トーストを手際よく焼き上げるシーンがステキです。
I am Sam
知的障害があり、5歳程度の知能しかないシングルファザーが、5歳を過ぎた娘を育てることはできるのか?
という、わりとシリアスなテーマの作品です。重いテーマながら、それを感じさせない演出が素晴らしい。
主人公のサム演じるショーン・ペンの卓越した演技と、お人形さんのように可愛らしく演技も超上手なダコタ・ファニングの競演が話題になりました。
娘大好き!パパ大好き!という家族愛で結ばれた2人を、思わず応援したくなってしまう物語。裁判を担当する弁護士や協力を惜しまないサムの友人たちの存在もさることながら、サム自身が何件もバイトをかけもちし、自分の手で娘を育てようと奮闘します。
今ではすっかり大人になってしまったダコタの、当時の可愛らしさといったら…!
実は、妹のエル・ファニングもちらっと出ています。
この頃はダコタが注目されていて、IamSamの後も話題作の出演が続いたけど、成長するにつれてエルの方が人気が出てきた感じがするな~。
ルーム
高校生の頃に誘拐され(!)狭いコンテナの中に完全隔離された状態で生活するママと息子。
手に汗握る脱出劇から、平和な生活に戻った後のママの気持ちの揺れ動き、ある意味でのあきらめを手にして前に進んでいくラストまでを上手に描いた洋画です。
息子を守るママの愛よりも私には、犯罪者との間に生まれた息子を連れて現れ、少しずつ精神不安定な状態に陥ってしまう娘を受け止める母(ママのお母さん)の愛を感じました。
タイトルの「ルーム」は、隔離されていた狭いコンテナであることはもちろん、保護された後に入った病院の真っ白な部屋・誘拐された当時から変わっていない実家のラブリーな部屋など、あちこちにあります。
ラスト、事件現場のルームを見に行って帰る間際「ByeBye,room」と声をかける息子の姿が印象的。
ママと息子、娘と母親、そして孫とおばあちゃん。3代にわたる家族愛を感じさせてくれます。
ライアー・ライアー
いちいち笑える!抱腹絶倒間違いなしのコメディ映画です。
コメディからシリアスな役までこなす、ジム・キャリー主演。「MASK」でブレイクした後の作品ですね。
やり手の弁護士だけど嘘ばっかりつく困ったパパ、そんなパパに誕生日の約束まで破られて「パパがもうウソなんて吐けなくなりますように」と神頼みをするキュートな息子くん。
嘘を吐けなくなってしまったパパは、嘘を吐きまくらなければ絶対に勝てない訴訟を目前に、さぁどうする?というドタバタコメディです。
嘘つきパパだけど、息子を愛する気持ちは本物!よその土地へ旅立とうとする元妻と息子をおいかけて奮闘します。
本編も面白いんですが、エンドクレジットで流れる未公開シーンが最高です!
CHEF
「美味しい」がテーマの洋画でも紹介しているCHEFを、こちらでもピックアップ!
大好きな映画です^^
ジョン・ファヴロー演じるシェフのカールは、カリスマ的な腕を持ちながらも雇われの悲しさで自由に仕事ができないストレスフルな環境。
人気ブロガーに料理を酷評され、オーナーとモメて店を辞め、ついにはブロガー相手にブチ切れた動画が拡散されて炎上状態に。
そんな中、元妻と息子との3人で出かけたマイアミでフードトラックを買うことになり、絶品キューバサンドを売りながらLAまで帰ってくる…というロードムービー的なストーリーです。
パパ大好きな息子と、不器用ながらも息子を愛するパパ。決して、100点満点の愛情ではないんですね。
上から目線で命令して息子に逆ギレされたりもするし、師匠シェフとして説教することもあるし。
等身大の父親らしい姿が共感を呼ぶ、ハートフルな作品です。
親子じゃなくても家族愛は生まれる4選
親子じゃなくても、血のつながりさえなくても、家族愛は生まれる!そんなことを感じさせてくれる名作4選を紹介します。
アマンダと僕
亡き姉の愛娘、アマンダを引き取ることになったダヴィッド。
仕事を邪魔されたり学校に盛大に遅刻しそうになったりと、戸惑うことばかり。姉の私物を整理しようとするとアマンダに文句をいわれ、伯母の家に預けようとすると「今日は一緒に居たい」とゴネられ…。
バイトをかけもちして暮らしている20代のダヴィッドは、姉を亡くした悲しみや姪を育てる重圧に押しつぶされそうになります。
特別なところがまったくない、普通の青年のダヴィッドと普通の女の子のアマンダ。いつしか2人の間に芽生える絆は、親子じゃなくても家族愛そのものです。
朝ごはんにクロワッサン食べながら学校に向かうなんて良いよね~!
やっぱりフランス映画って好きだなぁ。
何もかもスッキリ終わることなく、余韻を残してフェイドアウトしていく感じが本当に好き。街並みも美しいです。
しあわせの隠れ場所
実在のNFL選手マイケル・オアーと、ホームレス同然だった彼を引き取った家族テューイ家の物語。主人公のリー・アンをサンドラ・ブロックが演じ、のちにオスカーを獲得しました。
実際に起きた話+映画用に少々脚色された本作は、一時は「サンドラ・ブロックにオスカーを獲らせるために作られた」と非難されたこともありましたが、単純に映画としてとても面白い洋画だと思います。
血のつながりはまったくない他人同士。でもリー・アンも夫のショーンも、子供達もごく自然にマイケルを迎え入れるんですね。
こういう家族になりたい!と思わせてくれる作品でもあります。仕事頑張ろう!とか^^;
一緒に暮らしているうちに芽生える親近感というものではなく、確かな家族愛を感じる映画です。
幸せのレシピ
こちらも、「美味しい」がテーマの洋画で紹介しています。
亡き姉の愛娘を引き取ることになった主人公…という設定は「アマンダと僕」に似ているのですが、こちらは恋愛要素もたっぷりのハリウッド映画。
笑えるシーンもたっぷりです。
コミュニケーションに難ありのケイトと、陽気すぎるくらい陽気なニックの組み合わせが面白い。脇役達も個性豊かで、嫌な気持ちにならずに観られる洋画です。
姪・叔母との突然の生活にお互い戸惑い、失敗を繰り返しながらも少しずつ打ち解けていく流れに、ほのぼのしてしまいます。
家族愛映画というよりは、恋愛映画に近いかも?
アバウト・ア・ボーイ
ヒュー・グラントのヒット作!イギリス発のホーム・コメディといった感じの洋画です。
親の遺産に頼って、仕事もせずに好きなことだけをして暮らす独身男のウィル。後腐れのない(自分が悪者にならない)別れ方ができる女性はシングルマザーだ!と狙いをさだめ、シンパパのふりをしてシンママのコミュニティに参加します。
もうこの辺からして、不誠実の塊みたいなキャラ。
そこで仲良くなった女性とのつながりで、いじめられっ子のマーカスと出会うウィル。
初めは少年をウザいと感じ、少年もウィルをうまく利用できそうな大人だと考える…という関係から、いつからともなく友情と愛情が芽生えます。
ウィル役は、初めはブラッド・ピットにオファーがいったそうなんですが、今となってはヒュー・グラント以外は考えられない感じですね。
メンタル不安定な母を演じるト二・コレットは天才的な演技力だし、幼いニコラス・ホルトも可愛い!今見ると、すごい贅沢なキャスティングの洋画です。
兄弟姉妹の愛があふれる洋画3選
続けて、親子ではなく兄弟姉妹の家族愛を感じる洋画を紹介します。
レインマン
サヴァン症候群の兄と、父の遺産目当てで兄に近づく弟の物語です。
知能指数は高いけど日常にそれを生かせないというサヴァンの特徴を完璧に演じたダスティン・ホフマンと、自由奔放な弟をチャラけた雰囲気満載で演じたトム・クルーズ。2人の競演に話題が集まりました。
とりあえず一言…。
2人とも、わーかーいー!!笑
顔は今も変わってないけど、とにかく若い!肌のツヤ!ハリ!!
落ち着きなよ…
すみません、つい
初めは金目当てだった弟のチャーリーですが、兄レイモンドと旅を続けるうち、子供の頃を思い出します。そしていつしか、彼を守りたいと思うようになり…。
見た目もチャラい弟と、地味なおっさんの兄。2人の組み合わせと静かに流れる家族愛に、笑って泣くことができる洋画です。
In Her Shoes
見た目に自信はないけれど頭脳派で仕事をバリバリこなす姉ローズ、勉強はできず定職もないけれど男にモテモテの可愛い妹マギー。
こんな凸凹コンビに、トラブルが起きないはずがありません(笑)
急に居候になった妹に迷惑ばかりかけられ、大事な靴を勝手に使われ、恋人まで寝取られてしまう。そりゃあ追い出すでしょう、誰だって。
幼いころに別れたきりの祖母を頼ってフロリダに行くマギーですが、そこでもおんぶに抱っこの生活を送り、いい加減に働けと言い渡されてしまいます。当然といえば当然の対応^^;
アルバイトで始めた介護施設の仕事で盲目の老人と出会い、詩の朗読を頼まれるマギー。ですが、マギーは実はディスレクシア(難読症)だったのです。
太りじしの姉ローズを演じるのがトニ・コレット、破天荒な妹マギーを演じるのがキャメロン・ディアス。そして祖母のエラを演じるのが名優のシャーリー・マクレーン!
何かとうまくいかない姉妹と、ずっと会うことのなかった祖母が再開し、ローズの婚約者が加わり、これからはぐくまれるであろう家族愛を感じさせてくれるラストがさわやかです。
BROTHER
中東に派兵された夫サムの死亡通知が届き、何も手につかない日々を送る妻グレース。そんな彼女を支えたのは、亡き夫の弟トミーでした。
そこへ、死亡したと思われていたサムが帰国。敵軍の捕虜になり、心に深い傷を負った彼はまるで別人のようになっていて…。
ある意味では戦争映画なのかなぁ。でも私としては、家族愛を感じる洋画としておすすめしたい!
サムを演じるトビー・マグワイアが、あのキュートなお顔からは想像もできないようなシリアスな役を見事に演じています。ちょっと怖いくらい。
弟役には、ジェイク・ギレンホール。定職につかないどころか、銀行強盗の前科ありという家族の厄介者でありながら、献身的に兄夫婦を支えるキャラがぴったりです。
笑えるシーンは一切なし。
胸が苦しくなるというか、観終わった後に「どうかこの先幸せになって欲しい…!」と祈りたくなるような洋画です。
おうちで映画を楽しめるツール5選
最後に、おうち映画を楽しめるおすすめサービスを5つ紹介します。
U-NEXT
洋画やドラマの配信だけではなく、漫画や書籍も楽しめるぜいたくサービスが魅力のU-NEXT!
配信されている映画/ドラマは21万本で、国内トップクラスです。
観たいタイトルを探したけど取り扱ってなかった…ということが、U-NEXTではめったにありません。やっぱり本数が多いっていうのは嬉しいですよね。
まるまる1ヶ月の無料トライアル期間があり、その間に解約するのもOKです。有料レンタルや購入に使えるポイントが毎月入るのも、U-NEXTならではのサービス!
Hulu
Huluは、ラインナップに挙がっているタイトルすべて見放題というところが特徴です。
月額+課金しなければ観られない…というストレスがない!これは大きなメリットです。
U-NEXTに比べると本数は少ないですが、ジャンルは豊富。見放題終了になった映画が、しばらくして復活することもあります。
月額1,026円(税込)というリーズナブルさも魅力♪
TSUTAYA DISCAS
ごぞんじ、TSUTAYAの動画配信&宅配レンタルサービス。
動画配信は便利だけど、やっぱり好きな洋画をレンタルしたい!という人におすすめです。
DVDとBlu-rayはもちろんのこと、CDも含まれてます♪
動画配信プラン、宅配レンタルプラン、両方合わせた欲張りプランと3つのサービスから選べるのも良いですよね。
AmazonPrimeVideo
いまやアマプラの呼び名で親しまれている、Amazonの動画配信サービスです。プライム会員になることで、Video以外の会員特典サービスが利用できるところが便利!月額も超安いです♪
ダウンロードし放題のAmazonミュージック、お気に入りです!
新作は課金が必要ですが、週末100円セールなどもあって結構楽しめますよ。
NETFLIX
話題の映画、オリジナルの映画やドラマを観たい人に人気なのが、ネットフリックス。
ネットフリックスじゃないと観られない作品というのも増えてきており、映画好きなら登録必至みたいになってきていますよね。
かくいう私も、もちろんネトフリユーザーです。
ただ、これまであった無料トライアルのサービスがなくなってしまったことや、全プランの月額が値上げしてしまったところが、残念といえば残念…。
まとめ
今回は、家族愛を感じる洋画ということで、私が好きな作品15選を紹介しました!
いろいろ書いていたら、また観たくなってきちゃった^^;
ではでは!またお会いしましょう♪