さつまいもで便秘は改善できる？
便秘解消に即効性はあるの？
今回のテーマは、さつまいも。
便秘体質の改善やダイエットに人気のさつまいもには、便秘を即効で解消してくれるパワーがあるのでしょうか？
こんにちは。腸育コンシェルジュのhiromiです。
焼く・蒸す・干す。さらに、お菓子の材料にしても美味しいさつまいも。今日は、そんなさつまいもと便秘についてお伝えします♪
…という人は、ぜひ参考にしてください。
簡単にさつまいもを加熱する放置レシピも載せています！
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【結論】さつまいもは便秘解消に期待大
さつまいもといえば、便秘解消に役立つとかダイエットに効果的とかいろいろ聞きますが、その一方で、さつまいもを食べると便秘になる・太るという説も耳にします。
どっちなの！はっきりして！
…と思っている人も、きっと多いはず。
結論からいうと、さつまいもは便秘解消に役立ちます！さらに、即効性にも期待ができそう♪
その理由は、さつまいもの栄養成分にあります。
便秘解消に効果が期待できるのは、言わずと知れた食物繊維。さつまいもは、食物繊維のバランスがよくとれている食品なんです。
※皮つき・蒸し・100gあたり
水溶性食物繊維は便に水分を与えて柔らかくし、不溶性食物繊維は便をカサ増しして大腸の動きを活発にします。便秘解消に即効性があるといわれるのは、このためなんですね。
さらに、便秘解消に即効性を付け加えてくれる、さつまいも特有の成分も！
名前はヤラピン。
さつまいもに含まれる脂質の一種で、含有量は明らかになっていませんが、これまた便秘改善に役立つ成分です。
ヤラピンだけで、不溶性食物繊維＋水溶性食物繊維の働きを担っているという優秀さ。名前は可愛いけど、中身はすごいヤツです。
さつまいもは便秘解消に役立つ＆さらに即効性にも期待ができるといわれるのは、こういう理由からです。
さつまいもを食べて即効で便秘解消するには？
便秘解消に即効性が期待できるさつまいもですが、ただたくさん食べれば良いというものではありません！さつまいもを食べる時に気をつけたいことを、3つに分けてお伝えします。
水分摂取を多めにする
さつまいもをはじめとした「いも及びでん粉類」は、100gあたりに含まれる水分量が多くありません。
※いずれも100gあたり
そのため、水分を摂らずにさつまいもだけを食べていると、便秘解消どころか便秘悪化の恐れがあります。
この2つは鉄則！
そもそも、たださつまいもだけを食べていると喉に詰まりやすいですよね。さつまいも＋飲み物はセットで用意しましょう。
皮ごと食べる
便秘改善したいなら、さつまいもは皮ごと加熱して食べるのがおすすめ。
先ほど紹介した、便秘解消に効果が期待できるヤラピンは、さつまいもの皮の部分に多く含まれています。
どちらにせよ、生のさつまいもの皮は剥きづらいですし、しっかり洗えば皮ごと食べて問題なし！ゴミも出さなくて済みますしね^^
冷やして食べる
さつまいもは、加熱した後で冷やして食べると、より便秘解消に役立ちます！
加熱したさつまいもを冷やすことで、さつまいもに含まれるでん粉がレジスタントスターチという物質に変化。このレジスタントスターチが、腸内で食物繊維と似た働きをするため、さらに便秘を改善してくれるというわけです。
さつまいもにもともと含まれている食物繊維＋ヤラピン、さらに冷やすことで生まれるレジスタントスターチの三大成分が、便秘解消に活躍するんですね！
【注意！】さつまいもの食べすぎは便秘になる？
便秘を改善できて、さらに即効性にも期待が持てるさつまいもですが、1つだけ注意点が。
それは、もともと便が硬い人はさつまいもを食べすぎてはいけないということです。
さつまいもの食物繊維は比較的バランスが良いですが、どちらかというと不溶性食物繊維が多めです。
不溶性食物繊維は便をカサ増しし、腸に刺激を与えて排便をうながしますが、便になる食べ物のカスに水分が足りていないと、ますます便が硬くなってしまうんです。
便秘解消（しかも即効で）のためにさつまいもを食べると良いのは、次に当てはまる人。
便が硬くて排便に時間がかかる人や、便秘が続いてお腹が張っている感じがする人は、さつまいもをそのままバクバク食べてはいけません。
スムージーやスープにしたり、さつまいも以外の便秘解消法を取り入れたりして、お腹に負担なく便秘を改善してきましょう！
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手間がかからないさつまいもの加熱方法
さつまいもが便秘に良いのはわかったけど、火を通すのに時間がかかって面倒なんだよね…という人も多いのでは？最後に、おすすめの放置レシピを紹介します。
※家電によって使用時間や仕上がりが異なります！
電子レンジで蒸しさつまいも
一番手っ取り早いのは、電子レンジでさつまいもを蒸す方法です。
電子レンジのワット数やさつまいもの大きさに合わせて、加熱時間を調整してくださいね。
高温で一気に過熱すると、水分が抜けてパサパサになってしまいます。
高温で少し加熱⇒その後は低温でじっくり加熱することで、ホクホクに仕上がりますよ♪
オーブントースターで焼き芋
オーブントースターで焼くと、皮も香ばしく美味しく食べられますよね！
焦げそうになったら、アルミ箔で包んで加熱しましょう。
まずはアルミで包んで火を通し、最後に軽く焦げ目をつけるのもおすすめ♪
炊飯器でゆでさつまいも
時間はかかりますが、じっくり火を通して甘みを出したい時は、炊飯器を使うのもアリです。
玄米モードがない！という人は、細めのさつまいもを使って普通炊きで試してみましょう。
火の通りがイマイチだったら、2回炊きしてみてください。
炊飯器を使うと、お菓子のスイートポテトみたいな感じになります。あま～いさつまいもが好きな人にはおすすめ！
まとめ
さつまいもは、便秘解消に即効性あり！！
…と断言することはできませんが、便秘解消に一役買ってくれそうなことは確かです。
加熱して、食べやすく切ったものを冷蔵庫にストックしておくと、便秘になった時に役立ちそうですよね！
加熱して冷やしたさつまいもは、手軽なおやつになります。ご飯に混ぜたり、お味噌汁の具にしたりと何かと便利ですよ^^
みなさんもぜひ、一家に1本さつまいも♪をお約束にして、楽しく美味しく腸活してくださいね！
