寒くなると調子が悪くなる…
何をしても身体が温まらない…
体調不良が続くのは寒さのせい?
と、悩んでいませんか?
毎年、冬になると体調が悪くなったり、なんとなく気分が下がり気味だったり、肌が荒れたり…。それって、身体が冷えていることが原因かもしれません!
こんにちは。腸育コンシェルジュのhiromiです。
極度の寒がりの私は、部屋の中でも毎日モコモコに着込んで膝かけをかけて、あったか靴下とスリッパと指なし手袋で武装しています。
私にとって、冬に欠かせない物といえば「着る毛布」です^^; 毛布に袖が付いてるんですよ。北国限定かもしれませんが。
ところで、身体が冷える=腸が冷えて腸内環境が悪化するって知っていますか?身体が冷えているだけで、太る!老ける!免疫が低下する!…と、良くないことだらけなんですよ。逆に、身体を温めてあげると胃腸が活発に働いて血行も良くなり、痩せやすくなったり免疫力がUPしたりと嬉しいメリットがたくさん。
今回の記事は、冷え性で悩んでいる人にぜひ役立てて欲しい「温活」についてです。温活にはいろいろな方法がありますが、当サイトは腸活がテーマなので、温活と腸内環境の関係・温活におすすめの美味しいスープを紹介したいと思います!
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体温と腸内環境の関係とは
腸は、人間の体温を一定に保つ役割を担っています。
私たちの、平均36℃の体温は人の身体がもともとそうなっているのではなく、食事や基礎代謝によって作られた熱が、その温度を保っているからなのです。自動的といってしまえばそうなのですが、その温度をキープするために、腸や肝臓、腎臓が昼夜を問わず一生懸命働いてくれているんですよ!
とはいえ胃腸は、毎日毎食の食事を消化・吸収・分解・排泄しなければなりません。栄養が偏った食事や暴飲暴食が続くと、腸内環境が悪化して熱作りどころではなくなってしまいます。
これが、まず第一にいえる「腸内環境が悪くなると身体が冷える」理由です。
毎日の入浴や、温かい格好で身体を温める工夫をしていても冷えがなおらない人は、腸内環境が良くないのかもしれません。
一方で、どれだけ身体に良いものを食べて腸活していても、気温が低い場所にずっといると身体全体は冷えてしまいますよね。手足の先から血流が悪くなり始め、最終的には内臓にも悪影響をおよぼします。
真冬の屋外に長時間居て、お腹の調子が悪くなったなんてこと、よく聞きますよね?暑い季節でも「寝る時はお腹にタオルケットかタオルをかける」ように育てられてきた人も多いのではないでしょうか?
外部からの冷えで腸の調子が悪くなり、便秘になったりお腹がゆるくなったりというのは、無関係ではありません。
これが2つめにいえること。「身体が冷えると腸内環境が悪くなる」という理由なんです。
まとめると、つまりこういうことになります。
要するに、
温活と腸活はイコールである
ってことですね^^
簡単♪手作り温活スープ
腸は身体の中にあるので、当然ですが直接温めることはできません。腸を温める美味しいお手軽スープを10選紹介します!
※量はいずれも2~3人分です。
たっぷり野菜のコンソメスープ
具材になる野菜と、コンソメと塩コショウさえあればOK!ベースになる分量だけ覚えておけば、アレンジ自在です。
分量の水で野菜を煮て、コンソメを溶かして味見。物足りなければ塩コショウや、醤油で味付けをしましょう。
根菜は水から、葉野菜は水が沸騰してから煮るのが基本です。
夜のうちに野菜をゆでておけば、翌朝は味付けをするだけで朝食にプラスできますよ♪
肉でも魚でもOK!トマトスープ
ちょっと手の込んだスープを作りたい人は、トマト缶を使ったトマトスープにチャレンジしてみましょう。お肉や魚を入れると、ぐっと豪華になります。
スープ用のお鍋に水を入れ、好きな具材を煮込みます。お肉は鶏でも豚ブロックでもミートボールでもOK。魚はタラやエビが合うと思いますよ。なんならシーフードミックスも◎(うちはこれが多いです^^;)
トマト缶は、別のお鍋かフライパンで煮詰めます。汁気が飛んでとろみが出てきたら、スープ鍋に投入!コンソメと塩コショウで味付けしてください。
全部1つのお鍋で調理してももちろん良いのですが、トマトを別で煮詰めると、味が濃くなって美味しいです♪
あっつあつのオニオングラタンスープ
具になる野菜は玉ねぎだけだけど、大好きなので紹介させてください!寒い日に食べると、シアワセ気分になれますよね。
オニオングラタンスープというと、玉ねぎをあめ色に炒めるところから始まりますよね。これが面倒で、わざわざ手作りする気にもなれないという人が多いのではないでしょうか?
コツは、玉ねぎを半分に切った後、繊維に対して横向きに切ること。そして、炒める前に電子レンジで加熱しておくことです。ラップなしで電子レンジ加熱をすると、かなり水気が飛んで炒めるのがラクになりますよ。
炒めた玉ねぎ+水+コンソメ+塩コショウでオニオンスープを作ったら、カリカリに焼いておいたバゲットを乗せてオーブンで焼きます。お好みで溶けるチーズや粉チーズ、パセリを乗せましょう♪
さらっとクリーミー豆乳スープ
大豆を原料にした豆乳は、腸活におすすめのアイテムです。苦手な人もいると思いますが、スープにすると豆乳のクセがなくなって食べやすくなりますよ。
豆乳は沸騰させないのがコツなので、先に具材を炒めます。焦がさないように炒めるか、電子レンジ加熱でももちろんOKです!火を通した具を入れたお鍋に豆乳を入れ、沸騰しないように煮ます。最後にコンソメと塩コショウで味付けして出来上がり♪
豆乳が苦手な人は、1/3~1/2を水に変えちゃっても大丈夫です。
寒さが吹き飛ぶキムチスープ
好きな具材を入れた鶏がらスープに味噌とキムチを入れるだけ!ダイエットにもおすすめです。
キムチを使うので、別で野菜を用意しなくても良いというのが、手軽で嬉しいですよね^^
個人的には豚肉が一番合うと思いますが、魚介類でもそれなりに美味しいんじゃないでしょうか。好きな具材で鶏がらスープを作ったら、キムチを好きなだけ入れて最後に味噌で味を整えます。
あっさり和風の塩味スープ
シンプルに塩と出汁だけで味付けする和風スープは、食欲がない時や二日酔いの時に(笑)栄養と水分を摂取するのにも、ぴったりの一品です。
出汁は何でもOKです。かつお出汁、いりこ出汁…または煮干しや昆布の欠片を直接入れちゃっても良いですね。
塩は、食塩ではなく原材料が海水のみのものを使いましょう。岩塩もgoodです。干しシイタケを具にすると、味に深みが出ますよ!
塩味の和風スープは、あまり具を入れずにあっさりシンプルにするのが私は好きです。最後に溶き卵を流してフワフワにすることもあります♪
水餃子やワンタンを入れるとボリューミーな一品になります
野菜のポタージュ3種
ポタージュってフランス語だって知ってました?フランス語では、スープ全般のことをポタージュというのだそうです。よく「ポタージュスープ」なんていいますが、これだとスープ・スープになっちゃうんですね^^;
これは、じゃがいもを例にしたレシピです。
玉ねぎのみじん切りをバターで炒め、水+コンソメ+薄くスライスしたじゃがいもを加えて煮ます。じゃがいもが柔らかくなったら、一度冷ましてミキサーで滑らかになるまですりつぶします。鍋に戻して牛乳を入れて煮込み、塩コショウで味を整えたらできあがり。
野菜のポタージュのBIG3といえば、個人的には「じゃがいも・かぼちゃ・さつまいも」なんですが、みなさんはいかがですか?
かぼちゃの場合は、大きいのを1/4くらい使いましょう。さつまいもなら、中サイズで1本くらいでしょうか。ミキサーを使うのが面倒な人は、ちょっとツブツブ感が残りますが先に野菜を(玉ねぎも)すりおろすという裏技もあります!
万能!やっぱりお味噌汁♪
温活におすすめのスープレシピをいろいろ紹介しておきながら、実は一番よく作るのが味噌汁。何だかんだで、やっぱり味噌汁の登場率はダントツですね^^;
お味噌の種類と量はお好みで。お玉にだいたい1/3くらいなので、大さじ2杯ってとこでしょうか。
具材も、好みがあると思います。我が家は具だくさんの「おかず味噌汁」派です。豆腐とわかめだけのお味噌汁とか、作ったことがないかもしれません…。
雑穀ごはん+具だくさん味噌汁+ちょっとおかず(漬物とかタラコとか納豆とか)、というのが朝食の定番メニューです♪
作るのは私ですけど!
ほんと助かってますー!
発酵食品である味噌は、腸活の強い味方です。善玉菌のエサになる食物繊維や、消化酵素を助けるビタミン・ミネラルが豊富な野菜を入れて、栄養たっぷりの味噌汁をいただきましょう!
温活スープのおすすめ食事アレンジ
普段の食事にプラスしてスープや汁物を用意するのは、正直いって面倒くさい…。という人は、スープを使った一品料理にアレンジしちゃいましょう!
スープ×ご飯
スープにご飯を入れる時は、特に何も考えずに適当な量を投入します^^;
洋風スープ×ご飯はリゾット風に、和風スープ×ご飯は雑炊になりますよ。お茶漬けっぽく汁気多めで食べたい人は、ご飯をよそった器に熱々スープをかけて。汁気を飛ばしておかゆ風にしたい人は、スープを温めるお鍋にご飯を入れて一緒にクツクツ煮込みましょう。
具材多めのスープにご飯を入れるだけで、朝の食事にはぴったりです。ボリューミーでお腹も満足するし、身体が温まりますからね♪
ご飯ではないですが、お米つながりでお餅を入れるのも美味しいですよ!
スープ×麺
洋風スープにはパスタを、和風スープにはうどんやそうめんを入れると、立派な一品料理になります。ご飯と違って、こちらは麺を別でゆでる必要があるので、時間がある日限定ですね。
おすすめは、短時間でゆであがるマカロニや熱湯にくぐらせるだけでOKのゆで麺。ガツンと豪華にいきたい時はスープスパゲティや、豚キムチ鍋風のうどんなんてどうでしょうか?
ゆで汁が混ざって味が薄くなってしまうこともあるので、最後の味見を忘れずにしてくださいね。
スープ×パン
スープとパンは、相性抜群。普段の食事でも、シチューやスープにはパンをセットにすることが多いのではないでしょうか。
パンを添えるのももちろん良いですが、スープにINしちゃうのもおすすめです。
オニオングラタンスープのように、バゲットと溶けるチーズを乗せて焼いたり、パン耳をカリカリに焼いたものを浮かべたり。パンを焼かずにスープに入れると、汁を吸いこんでブヨブヨになってしまうので、それが苦手な人は事前に焼いてくださいね。
ここで、スープに入れると美味しいパン耳ラスクのレシピを紹介します。
うちでは、20本分くらいボウルに入れてオイル+ソルト…を繰り返し、ボウルをいっぱいにして作っています。3分加熱したら1度取り出して中身をひっくり返し、また2~3分と何度か加熱すると、水分が飛んでカリッカリのラスクになりますよ。
パン耳ラスク大好き!なので、近所のサンドウィッチ屋さんでパン耳1袋50円のやつをいつも買ってます♪
身体を冷やすとこんな悪影響が…
温活におすすめのスープをいろいろ紹介してきましたが、さて、逆に身体が冷えていると身体にはどのような悪影響があるのでしょうか?
太る!
冷え性は太りやすい!…というのは、本当の話です。
身体が冷えやすいのは、血液の循環が良くない証拠。血液は、身体に必要な栄養をすみずみまで届け、老廃物をキャッチして排泄をうながす役目を持っています。血流が良くないとリンパの流れにも影響し、デトックスが行われずに身体が太りやすくなります。
また、熱を作る胃腸に元気がない=腸内環境が良くない=善玉菌が少ない、ということも考えられます。腸内環境が悪いと身体は太りやすくなる一方ですから、冷え性からくる肥満というのも、あながち間違いではないんですよ。
老ける!
血液の循環が良くないと、活性酸素が発生しやすくなります。
活性酸素は、言わずと知れた美肌の敵!若さの敵!!健康の敵!!!です(息切れするくらい力を込めていいました><)
年齢と共に自然と増えるといわれる活性酸素。血行不良で活性酸素が増えると、つまり活性酸素の量に見合った年齢に見られてしまうんです。身体の酸化って、結構深刻なんですよ…。
抗酸化作用が期待できる栄養素というと、ビタミンA・C・Eが代表的ですね。
あったかスープにはぜひ、ブロッコリーやシソなどの緑黄色野菜を入れてください^^
免疫力が下がる!
腸は、身体の免疫の7割を担っています。身体が冷えるということは基礎代謝による熱の生成がうまくいっていないということですから、胃腸の働きが鈍っていると考えられます。
腸内環境が良くないと免疫細胞も元気に働くことができないので、風邪をひきやすくなったり疲れがとれなくなったりと、身体に悪影響をおよぼしてしまうんですね。
また、外敵をやっつける役目の白血球は体温が上がると活性化するといわれています。
体温が1度違うだけで、免疫力も全然違ってくるんですよ。
まぁ、私自身はめっちゃ寒がりで体温も低いんですけど、ここ3年以上風邪ひいてないんですよね…。
みんな風邪ひかないし元気だよね!
まとめ
これを書いている今は、2021年2月。北海道は、これからが寒さの本番です。
私は毎年冬眠したいくらい冬が苦手(北海道生まれなのにね…)なので、春がくるまで、あったかスープと「着る毛布」でどうにか乗り切りたいと思います!
栄養たっぷりの温かいスープは温活にぴったりですし、1食置き換えダイエットやプチファスティングにもおすすめですよ!健康と美容のために、今日からスープで温活始めてみませんか?