腸には免疫機能の7割が集まっている!腸内環境を整えて免疫力を上げよう

基礎知識
この記事は約7分で読めます。

2019年末に新型コロナウイルスのニュースが出てきてから、もう1年が経ちました。終息する気配はまったくなく、私が住んでいる北海道では、むしろ本格的に拡大しているような状況です。

新型コロナに関しては、毎日さまざまな解説がネットやテレビで聞かれますが、共通しているのは「おそろしく感染力が強い」ということ。その他は、まだまだわからないことが多いなぁというのが私の印象です。

恐れるに足りずという人もいれば、重い後遺症が残るという人もいる。指定感染症から外すべきという声もあれば、完全に封じ込めるためにロックダウンをするべきだという声も。

hiromi
hiromi

挙句の果てには、喫煙者は重症化しやすいので要注意というのが定説ですが、欧米あたりでは「喫煙者の感染者が圧倒的に少ないのはニコチンに予防効果があるからではないか」なんて説もあるんですって!確か、ヨーロッパで研究論文まで出たはず…。

ここまでくると、何を信じれば良いのかわからない…という気もしますよね。

とにかく、気をつけて暮らしていても感染する時は感染してしまうので、最大限の予防(マスク・手洗い・換気etc.)をするしかないっていう状況でもあります。

そして、腸育コンシェルジュである私が腸活目線でもう1つお伝えしたいのが、免疫力を上げること

コロナ禍の真っただ中、そしてインフルエンザや他の病気も流行りやすい真冬に備えて、免疫向上を目指してみませんか?

スポンサーリンク

腸管免疫の3つの特徴

私たちは、普段からさまざまな病原菌や微生物を体内に取り込んでいます。そのため、身体には有害な物質をやっつける免疫機能があり、腸がになっている免疫を腸管免疫といいます。まずは、腸管免疫の特徴から見ていきましょう。

免疫細胞の数が圧倒的に多い

腸管免疫は、全身における免疫機能の約7割をになっています。

ウイルスが入り込むのは口や鼻からというケースがほとんどで、その多くが胃酸によって死滅しますが、それでも生き残って悪さをしようとするヤツを小腸と大腸でやっつけるんですね。

そのため、腸には免疫細胞がたくさん存在しているのです。なんだか、最後の砦という感じもしますね。

病原菌と腸内細菌を見分ける

腸管免疫はとても優れた働きをします。

私たちの腸に住んでいる細菌たちも微生物には違いないのですが、体外から取り込まれた病原菌や有害な微生物と、腸内細菌をしっかり見分けることができるのです。

病気の時に処方される抗生物質は、腸内細菌もまとめて一網打尽にしてしまいますから、それに比べると本当に優秀!腸で働くべき細菌には触れず、有害なものだけを排除する役割を持っているのです。

免疫細胞を鍛えて全身に送りだす

腸は、免疫細胞とウイルスが攻防を繰り広げる場を提供しているだけではなく、免疫細胞のトレーニング場でもあります。

胃を通過した外界のウイルスたちは、小腸の「パイエル板」という部分に集まります。そこで有害認定されたウイルスが、IgAという免疫物質によって成敗されるわけです。

毎日のように繰り返されるこの行為は、免疫細胞のトレーニングにもなっています。レベルが上がった免疫細胞を全身に送り込み、身体中の有害ウイルスをやっつけてこい!と指令を出すのも、腸の仕事。

風邪やインフルエンザなど、一見「消化器」とは関係なさそうな病気に対しても、腸管免疫がかかわっているんですね。

スポンサーリンク

腸内環境を整えると免疫力がUPする理由

免疫機能の大部分を引き受けている腸管免疫は、腸内環境を整えることで力を発揮します。

腸内細菌が免疫UPに役立つ有機酸を分泌する

当サイト【colon】にたびたび登場する、短鎖脂肪酸。肥満コントロールに活躍したり、記憶力UPにも重要な役割を担っていたりと、何かと忙しい脂肪酸です。

この短鎖脂肪酸は、腸管免疫にも大きなかかわりを持っています。

  • 免疫細胞を活性化させる
  • 腸壁から細胞へ移動する腸内細菌と闘う
  • 悪玉菌を抑制する

短鎖脂肪酸を作り出すのは、日和見菌のバクテロイデスの他、最近はビフィズス菌も注目を集めています。腸内環境を整えて善玉菌と日和見菌を増やすことで、免疫機能もUPするんですね。

また、善玉菌として有名な乳酸菌は強い免疫増強因子を持っていて、それが腸にいる免疫細胞に刺激を与えているともいわれています。

腸が汚れていては免疫細胞活性化どころではない!

普段から腸を疲れさせてしまう生活を送っていると、腸はどんどん汚れていきます。日和見菌は、善玉菌or悪玉菌の優勢な方に自動的に味方をする(勝ち馬に乗っかる!みたいな…)ちゃっかりものなので、悪玉菌が腸を仕切り始めるとあっという間に腸内環境は悪化してしまうのです。

見捨てられた善玉菌は、それでも毎日体内に取り込まれる食べ物を消化分解して有機酸を分泌して…と完全なオーバーワーク状態。とても、免疫細胞を手助けしてなんていられません。

腸内環境が整っていれば、善玉菌は安心して免疫細胞のサポートに向かうことができるんです。

スポンサーリンク

免疫力が上がる腸内環境の整え方

最後に、免疫力UPに役立つ腸内環境の整え方を3つに分けてお伝えします。ポイントは、食事・生活・メンタルをバランス良く保つことです。

栄養バランスの良い和食を取り入れる

典型的な和食は、腸内環境を整えるのにぴったりです。

たんぱく質と脂質は悪玉菌を増やす性質がありますが、一方で食物繊維やビタミン・ミネラル、発酵食品は腸をキレイにしたり酵素の手助けをしたりと良い働きをしてくれます。

たんぱく質や脂質が自然と多くなってしまう洋食に比べ、和食は食物繊維と発酵食品が組み込まれた献立が多いですよね。お味噌汁1つとっても、野菜と豆腐と味噌など1品でさまざまな栄養を摂れるようになっています。

hiromi
hiromi

お米をはじめとした穀物には食物繊維が含まれていますし、副菜として出番が多い漬け物・酢の物・ひじき・切り干し大根なども、腸活には欠かせない栄養の宝庫!

ねーね
ねーね

昔の日本人って偉大です。

ただし、たんぱく質や脂質を一切カットするのはあまりおすすめできません。

たんぱく質は免疫細胞を活性化させる役割がありますし、脂質は疲労回復などに役立ちます。

あまり極端に、野菜!発酵食品!と頑張らず、時々は好きな物を食べてバランスを取るようにしましょう。

よく食べて動いて寝る

ご飯はしっかり食べて、積極的に動いて(運動ではない)、毎日ゆっくり寝ること!

何も、規則正しい生活習慣を意識して毎日早寝早起きなんてする必要はありません。深夜1時に寝て朝の8時に起きるのがちょうど良いリズムなら、それで良いと思います。

hiromi
hiromi

どうしても早寝早起きができない人は、います。私がそうです^^; 朝型or夜型は意志や気分の問題ではなく、人によって違うのは当たり前なんだそうですよ!

特に無理せず規則正しい生活をして早寝早起きができて、しかもそれが心身の健康につながっているなら、いうことはありません。

無理に規則正しい生活に身体を押し込んで、それがストレスになってしまうくらいなら、自分が心地よいと思えるリズムで生活する方が、腸内環境には良いということです。

よく食べてよく動いてよく寝るを基本にして、後はあまり難しく考えないでおきましょう!

ストレスをためずに適度に解消する

ストレスがたまると免疫が低下する!なんて、よくいいますよね。これって実は、本当のことなんです。

脳と腸は密接につながっているため、過度なストレスによって自律神経が乱れると、腸もすぐに影響を受けてしまいます。毎日たくさんの食べ物や外敵を相手にするたくましい腸も、本当はデリケートなんですよ^^

また、この記事の初めに、身体の免疫機能の7割が腸に集まっているとお伝えしましたが、残りの3割は自律神経にあります。

緊張・不安・我慢・嫌悪感・怒りなどネガティブな感情が大きくなると、自律神経のバランスが乱れます。自律神経が乱れると、今度は自律神経が産出しているホルモンに影響が出ます。それが免疫の働きを左右し、免疫力低下をまねいてしまうのです。

hiromi
hiromi

ストレスはためずに、適度に発散するのが一番!少なくとも週に1度は、自分を甘やかす日を作りましょう。

スポンサーリンク

まとめ

まだまだ、コロナウイルスはおさまりそうにありません。

これ以上何を気をつければ良いの?というくらい、日々感染対策をしている人も多いでしょう。今以上に気をつけようがないなら、次は腸内環境を整えて免疫力UPを始めてみませんか?

腸で免疫細胞を鍛えて、鼻や口から入り込もうとするコロナウイルスやその他の病原菌をやっつける!もうこれしかありません。

みなさんもぜひ、免疫を鍛える腸活生活にチャレンジしてみてくださいね。

タイトルとURLをコピーしました