14時間ダイエットって最近よく聞くけど、本当に痩せられるの?
14時間断食するのって結構大変そう…。
と、不安に思っていませんか?
14時間ダイエットとは、食事と食事の間を14時間空けるファスティングです。
2~3日かけて断食をしたり、準備食や回復食を用意したりといった手間がかからない「ゆるファスティング」ですね。
こんにちは。腸育コンシェルジュのhiromiです。ファスティングに自信がない人でも、ちょっと気合を入れれば成功するのが14時間ダイエットです!
ですが、14時間食べないだけで痩せられるってどういうこと?と、いろいろな疑問もわいてきますよね。
この記事では、14時間ダイエットの意味や期待できる効果、そして最大限の変化を得るための方法などを詳しくお伝えします。
週に1~2回は14時間ダイエットで腸内リセットしている私自身の、詳しいレポートもお届けします!
どうぞ最後まで読んでくださいね。
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14時間ダイエットとは?メカニズムを紹介
まずは、14時間ダイエットとは何か?というところからいきましょう。14時間何も食べないことで、身体にはどのような変化が起こるのでしょうか?
14時間で身体をリセット
美味しいものを食べるのは楽しいですし、幸せも感じますが、食事のたびに胃腸が休みなく働かなければならないことを忘れてはいけません。
食べ物を消化吸収分解するには、消化酵素や代謝酵素、腸内細菌がフル稼働する必要があります。身体のあちこちに、適切な栄養を送り出すのも腸の仕事です。
14時間ダイエットは、固形物を一切身体に入れないことで胃腸を休め、身体の中をリセットするという働きがあるのです。
腸内細菌の入れ替わり
腸内細菌がどのくらいのサイクルで入れ替わるか、知っていますか?
はっきりと判明しているわけではありませんが、そのサイクルはおよそ1~2日くらいと考えられています。
今日食べたものが、明日の腸内細菌の数を変えるということですね。
14時間では腸内細菌は入れ替わりませんが、長時間エサを与えなければ細菌は増えません。その間に排泄されるものもいます。
断食後に、善玉菌を増やす食べ物を意識して食べることで、普段よりも簡単に腸内細菌バランスをコントロールすることができるというわけです。
身体のすみずみまでデトックス
体内にとどまる老廃物を排泄させるのも、14時間ダイエットの目的です。
腸だけではなく、私たちの身体にはさまざまな毒素がたまっています。血液やリンパの流れに乗って肌を汚していたり、脂肪化していたり…。
代謝が悪い人は特に、スムーズに毒素を流してしまうことができません。
14時間ダイエットは、最低14時間は飲み物だけで過ごすというもの。
水や白湯で、身体の中を洗う行為でもあるのです。
14時間ダイエットの正しい方法
続けて、14時間ダイエットの方法を解説していきます。正しい方法を覚えて、痩せやすい身体をつくりましょう!
14時間断食するだけの簡単ダイエット
14時間ダイエットとは、文字通り14時間だけのダイエットです。内容も簡単。
ただの断食です。
基本的に、14時間の前後は何を食べても構いません。ストレッチや有酸素運動もありません(むしろ身体を休めて欲しいです)。
通常のファスティングは、断食期間が2日間あれば準備期と回復期に1.5~2日間使いますが、14時間ダイエットはそれがないので、やろうと思えばいつでも誰でもできちゃうところが大きな魅力です。
テレワーク・在宅ワークをしている人は、今がチャンスですよ!食事の時間を自由にコントロールできますからね。
14時間の間に口にして良いのは飲み物
断食といっても、14時間もの間、一切何も口にしてはいけないわけではありません。そんなことをしたら、かえって身体に良くないです。
14時間の間に口にして良いものは、まず飲み物。糖分が含まれていないものがベストです。
どうしてもお腹が空いて耐えられない~!という時に、ちょっとつまんで良いものは以下の3つ。
ナッツは抗酸化作用があり、噛み応えもあるので空腹時にはちょうど良いでしょう。もずく酢は、あまり酢が強くないものを選んでくださいね。
どうしても我慢できない時はチョコレート。1cm×1cm程度ならOKです。
リラックス効果にも期待ができるので、空腹でイライラしたり頭痛を感じたりといった時におすすめです。
逆に、口にしてはいけない飲食物は以下の3つ!これは絶対守ってくださいね。
シュガーレスのガムやアメで空腹を紛らわすというのはよく聞きますが、胃酸が出すぎてしまうことがあるので、あまりおすすめできません。
14時間後は胃腸に優しいものを食べる
基本的には、断食後には何を食べても良い14時間ダイエットですが、できれば胃腸に負担がかからないものを選んで欲しいです。
14時間ゆっくり休んでいたところに、急にステーキやラーメンやピザやハンバーガーが入ってきたら、胃腸もびっくりしてしまいますからね。
温かいリゾット(おかゆも♪)やあっさりうどん、パン&スープなど、消化に良いものを食べましょう。
その次の食事には、ぜひ好きなものを選んでくださいね!
14時間ダイエットにおすすめの飲み物
14時間ダイエットを頑張る時は、飲み物を味方につけましょう!
ただの水でももちろんOKですが、飲み物だけで栄養を摂ることができたり、空腹を紛らわせる飲み物を上手に取り入れることが大事です。
後で詳しく説明しますが、14時間ダイエット(または本格的なファスティング)中の飲み物には硬水がおすすめ!
白湯はお腹を温めて満腹感を与えてくれますし、炭酸水もお腹が膨れるのでダイエットに役立ちます。
スムージーや酵素ドリンクも人気がありますが、多くても2~3杯にしておきましょう。水・白湯・炭酸水なら飲み放題(?)です!
味のついた飲み物は糖分が含まれていることも…。
余計に何か食べたくなっちゃう危険もあるので、やっぱり水がおすすめかな~♪
【体験】実際に14時間ダイエットやってみた!
実は私は、週に1~2回のペースで14時間ダイエットをしています。
どちらかというと、ダイエット(減量)というよりも腸内環境リセットする意味合いが強いですね。日頃あまり大事にしていない身体をいたわるというか。
子ども達が学校で給食をいただいていると、昼食作りから解放された母は、ついついどうでも良い食事になってしまうわけですT T
自宅で仕事をするフリーライターですから、14時間ダイエットなんてラクラク!と思いきや、意外とそうでもないんですね。
何せ、美味しいものとお酒が大好きですから♪
そこで私が選んだのは、睡眠時間を含める方法でした。
そう、14時間のうちに睡眠も入れちゃって良いんです。
極端な話、14時間ずっと寝てもOK。
とはいえ、これでは水分補給ができませんし、その後の生活リズムにも影響が出るので、おすすめしませんけれどね。
私が普段、14時間ダイエットをする時のタイムテーブルは、次の通り。
夜ご飯から寝るまでの間、そして起きてから朝ご飯までの間は、ひたすら水を飲みます。
夜は、寝るまでずっと仕事をしているのであまり空腹を感じません。
でも日によっては、朝起きてから食事をするまでの間、すごくお腹が空く時もありますね^^;
14時間ダイエットを、日中やるのはかなり大変です!朝の7時に食事をしたとして、次の食事が夜の9時ですから。
みなさんも、自分の生活スタイルに合わせて、さらに睡眠時間を利用して14時間ダイエットにチャレンジしてみてください。
意外と簡単にできちゃいますよ!
14時間ダイエットは実際に効果ある?
ところで、14時間ダイエットの実際の効果ってどうなのでしょうか?痩せるvs痩せない、賛否両論ありますよね。実際にやってみてわかったことを、2つに分けて解説します。
すぐ痩せ&一気痩せは無理
「14時間ダイエット」という名前で知られているものの、中身は14時間のファスティング。つまり、そもそもダイエットではありません。
本格的なファスティングだと、日数や体質によって体重がガクッと減ることもありますが、14時間だけではそれもあまり期待できません。
1日トライしてみても、数字自体が大きく変化することはないと思っておいた方が良いでしょう。
14時間ダイエットの目的は、体内リセットです。
定期的に身体のお掃除をして、少しずつ痩せやすい身体を作っていくことに意味があります。
リバウンドの心配はほぼなし
短期集中で劇的に身体を変化させるダイエット方法とは違い、14時間ダイエットにリバウンドのリスクはほぼありません。
断食後に、高カロリー食を2食分一気に爆食いするといったような暴挙に出ない限り(笑)、リバウンドの可能性は0に近いです。
そもそも、14時間断食で減らせる体重はほとんどありませんから、リバウンドのしようがないんですね。
ただし、目には見えなくても腸内細菌はエサとして運ばれてくる食べ物に反応します。
断食後に糖質脂質の多い食事をすると、せっかくリセットされた腸が悪玉菌優勢に傾いてしまうので、くれぐれも注意してくださいね!
14時間ダイエットの効果を引き出す方法3つ
最後に、せっかくなので14時間ダイエットを最大限に楽しむコツをお伝えします!14時間で腸内環境をリセットし、痩せ体質を目指しましょう。
ファスティング中は硬水を飲む
先ほど断食中の飲み物として水・炭酸水・白湯を挙げましたが、中でも特におすすめしたいのが硬水です。
硬水とは、マグネシウムやカルシウムの含量が多い栄養豊富な天然水のことをいいます。定義としては、硬度120g以上。
日本ではあまり見かけませんが、欧州では硬度が高い天然水がたくさんあるんですよ。
14時間ダイエット中に硬水を飲む=固形物を取らずに栄養を摂取できるということ。
リバウンド防止にもなりますし、デトックス作用のあるサルフェートのおかげで身体のすみずみまでスッキリできます。
14時間の半分は睡眠に充てるとして、残りの時間でしっかり水分補給!コップ1杯の水を1時間に1回と考えると、7時間で1L以上は飲めますね。
硬度が高い超硬水はダイエット・ウォーターと呼ばれるほど。14時間ダイエットをきっかけに、普段の飲み水を変えてみてはどうでしょうか?
「腸育コンシェルジュが選ぶおすすめ硬水10選」でも詳しく紹介しています。興味のある人は、ぜひチェックしてみてくださいね。
食物繊維を積極的に摂る
ファスティング後の食事では、食物繊維を意識して摂ることが大事です。
食物繊維が便秘解消に役立つのは多くの人が知っていることですが、実はそれだけではありません。
食物繊維は、肥満コントロール担当の短鎖脂肪酸を作り出す腸内細菌「バクテロイデーテス」のエサになります。
つまり、食物繊維をたくさん摂れば摂るほど短鎖脂肪酸が増え、肥満を抑えて痩せやすい身体を作ってくれるということなんですね。
14時間ダイエット後の食事や、もちろん普段の食事にも食物繊維を多く取り入れることで、腸内にバクテロイデーテスが増え、短鎖脂肪酸を多く作り出してくれるのです。
詳しくは「食物繊維で痩せる秘密」をご覧ください。
身体を休める
ダイエットに運動は欠かせない!と思っている人も多いですよね。
もちろんそれはその通りなんですが、14時間ダイエットは何も食べずに腸内をリセットする方法なので、運動はセットにしないように!
栄養が不足している時に運動をすると、まず使われるのが筋肉です。
運動を取り入れたダイエットをするなら、炭水化物やタンパク質をしっかり摂取することが必須事項。
ましてや、14時間何も食べずに運動なんて、絶体やっちゃダメなことですよ!
まとめ
14時間ダイエットは、やってみると意外と簡単にできます。
ポイントをまとめると、以下の3つ。
14時間ダイエットの時は積極的に水分を摂り、生活リズムに影響しない程度にゆっくり寝てください。それ以外には、何もすることはありません。
やればできるという達成感を1回覚えれば、次回の14時間もラクに乗り越えることができます。
絶対に失敗しないダイエット方法を探している人や、どんなダイエットをしてもうまくいかなかった人は、まずチャレンジしてみましょう。
すぐには変化を感じられないかもしれませんが、少しずつ、身体がキレイになっていくはずです!