春になるとイースターの卵やうさぎグッズをよく見かけるけど、いったいなぜなんだろう…?
と、ひそかに気になっている人はいませんか?
実は、私もその1人。
4月が近づくと、イースターエッグやうさぎのグッズを見かけるようになり、スマホゲームでもイースター関連のイベントが登場し、なんとなく無視できない空気になっていますよね^^;
腸活コラムに何を書こうかなぁ~と、ちょうど考えていたところだったので、今回はイースターをテーマにすることにしました!
春のお祭りらしい、というのはほとんどの人が知っていると思いますが、そもそもどういうコンセプトなのか知らない人も多いですよね。
そして、なぜ卵とうさぎがセットになっているのか?
今回のコラムは、イースターにまつわる「なぜ?」を解決し、さらに卵の栄養やおすすめ卵料理レシピまで、内容盛りだくさんでお届けします!
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春のお祭り【イースター】とは
初めに、イースターの意味や卵とうさぎの関係について。きちんと調べてみると、なかなか興味深いものがありました!
イースターは「復活祭」
なんとなく、春を祝うイメージがあるイースター。
もちろんそれも間違いではなく、自然のよみがえり(冬から春になり、動植物が動き出すことから)を祝う日でもあるのですが、本来はイエス・キリストのよみがえりを祝うお祭りです。
地域によっては、クリスマスより重要視されているそうですよ!
イースターはその年によって日付が変わり、基準となるのが春分の日。その後の最初の満月から数えて、最初の日曜日がイースターになります(使用する暦によって異なります)。
日本でイースターを祝う習慣が定着していないのは、宗教的な背景もあるのでしょう。なんとなく、商業イベントの匂いがしますよね。
イースターに卵が出てくるのはなぜ?
さて、イースターといえば必ず出てくるのが卵。
そう!イースター・エッグです。
なぜ卵がイースターの象徴になったかというと、やはり「イエス・キリストの復活」と関係があるようです。
卵の殻をやぶって生まれるひよこ=死をやぶってよみがえったジーザス。
…というイメージつながりなんですって。
復活祭を行う地域では、卵に可愛い絵柄を描いて飾ったり、お菓子やおもちゃが入ったプラスチックの卵を探す『エッグ・ハント』というイベントが行われたりと、なかなかの盛り上がりを見せます。
イースターにうさぎが出てくるのはなぜ?
イースターのシンボルとなっている動物は、ひよこではなくうさぎです。
こちらはイースター・バニーと呼ばれていますね。
うさぎは、繁殖力が高い動物です。野生ではとても弱い立場のため、進化の過程でどんどん妊娠率が上がっていったそう。1回の交尾で9割の妊娠率なんですって!!
繁殖の時期も決まっておらず、1年中妊娠出産が可能です。なんと、妊娠中にさらに次の妊娠することもあるそうです。
…というわけで、うさぎは生命の繁栄や多産の象徴とされています。
イエス・キリストの復活を祝うイースターと、うさぎがセットになっているのはそのためです。
多産といえば、ねずみもそうなんですけどね。弱すぎて生き延びられない個体が多いから、イースターの象徴にはならないんでしょうか?
2日に1個を習慣にしたい!卵の栄養
ではここから、腸活コラムらしく(?)卵の栄養についてお話していきます。
卵の栄養といえば、たんぱく質!というイメージですが、それだけではありません。卵には、ビタミンCと食物繊維以外のすべての栄養素がまんべんなく含まれています。
ちなみに1日に必要な栄養摂取量から見てみると、卵1つで、たんぱく質は約13%/ビタミンB12は約21%/ビタミンDは約40%も補えます。
これは、なかなか優秀な数字!
一方で、卵はカロリーやコレステロールが高いといわれますが、そちらはどうでしょうか?
卵のカロリーは、1個約76kcalです。お茶碗に控えめ1杯分のご飯が約168kcalなので、大体その半分弱といったところ。
大盛りの卵かけご飯を2杯食べると、かなりカロリー過多になってしまいそうですね…。
気になるコレステロールですが、確かに卵はコレステロールが高いです。
ただ、この卵のコレステロールにもとづく摂取基準量(1日何個か)は研究結果によって変化しているのが現状。
例えば2010年度版の日本人の食事摂取基準ではコレステロールの摂取上限が数値として出されており、2015年度版では撤廃されました。そして2020年度版では、「200mg/日未満に留めることが望ましい」とされています。
卵1個のコレステロールは約370mgなので、卵1個でも脂質異常症のリスクがあるということに…。
今後も変わっていきそうな卵のベスト基準量ですが、一応、2日に1個くらいを目安にしておいた方が良さそうですね!
腸育コンシェルジュおすすめの卵料理
こうしてイースターの由来がわかると、卵料理を食べてお祝いする日でも何でもないということが分かるのですが^^; せっかくなので、おすすめの卵料理レシピを紹介します!
フライパンでキッシュ
我が家で作るキッシュは、好きな具をフライパンで炒めてキッシュ液を流し入れて焼くだけ!のパイなしキッシュです。
こんがり気味に焼くと、パイ生地がなくても美味しいですよ♪
あらかじめボウルで混ぜておき、炒めた具の上から流し入れます。
上に溶けるチーズを乗せ、ケチャップをうずまき状にかけて、フライパンのフタをして生地が固まるまで焼きます。
表面をこんがり焼きたい時は、耐熱皿に入れてオーブンで焼きましょう!
粉チーズ・パセリ・バジル・ブラックペッパーなど、お好みで♪
卵黄の漬物
生卵の卵黄だけを、一晩調味料に漬けておくだけの簡単レシピ^^
お好きな調味料でOKですが、一夜漬けするならめんつゆが一番おすすめです。簡単なので。
めんつゆと水の割合は、普段使っているめんつゆの濃さによります!少ししょっぱいくらいがちょうど良いですよ。
卵黄が浮いてこないように、しっかりラップをしてください。
めんつゆの他、味噌やぬか漬けも美味しいです!
一晩漬けておくだけで、箸でつまめるくらいトロットロになります。ご飯に乗せても、お酒のおつまみにしてもイケちゃいます♪
卵白救済!簡単ラングドシャ
卵白だけを使ったお菓子というと、メレンゲを作って焼いたやつ(名前なんていうの?)を思い浮かべますが、私がおすすめしたいのはラングドシャです。
ハンドミキサーがなくても、すぐに作れます。
しっかり混ぜて、ジップロックか厚手のビニール袋に入れてください。袋の角を小さくカットし、クッキングシートを敷いた天板の上に間隔を空けて丸く絞り出します。
焼くと広がるので、生地は小さめ&間隔は広めに!
160~180°のオーブンで焼く15分ほど焼き、その後は余熱5分くらい置いておきます。
大きめの生地で焼き、熱く柔らかいうちに丸く巻けばヨックモックのシガールもどきになっちゃう♪
もちろん、本物には到底およびませんけどね…
卵焼きに入れると美味しい具材
何も入れないシンプルな卵焼きも美味しいですが、たまには具材入りアレンジも良いですよね!
くるくる巻くのが苦手な人は、レンチンでも美味しく作れます。
ラップを敷いた四角い耐熱タッパーに溶き卵を入れ、上からふんわりラップをして電子レンジで1分ずつ(600Wの場合)加熱するだけ!1分おきに中身を軽く混ぜ、大体固まったところでラップごと取り出します。
タオルの上に置いて(ラップだけでは熱くてヤケドするかも)、タオルごとぐぐっと形を整え、粗熱がとれるまで放置。この間に余熱で中まで火が通りますよ。
卵1個につき、水大さじ2/みりん大さじ1/日本酒大さじ1を入れると、ちょっと本格的な味に♪
ぜひチャレンジしてみてくださいね!
まとめ
レシピを書いていたらうっかり忘れていましたが、イースターの話でした!笑
そうそう、イースターに卵とうさぎがセットになっているのはなぜか?というところから始まったんですよね。私もまったく知らなかったので、今回とても楽しく書くことができました^^
2023年のイースターは4月9日でしたが、卵料理は…作りませんでした^^;
みなさんはどうでしたか?
では、またお会いしましょう~♪