毎年、冬が近づいてくると学校や幼稚園でジワジワと広まるインフルエンザや溶連菌感染症……。
新型コロナウイルスの影響か、多くの子ども達が免疫不足という説もあり、いったい今年はどうなっていくんだろう?……と今からビクビクしています。
こんにちは!腸育コンシェルジュのhiromiです。
冬といえば、インフルの流行が懸念されますよね
去年、次女が通う小学校では秋口にインフルエンザが流行り、10月中旬に1クラスが学級閉鎖になったのを皮切りに(?)まさに週替わりで閉鎖クラスが続出しました。
市内の小学校は、ちょうど学芸発表会シーズン……。先生たちのご苦労やいかにT Tという感じですね。
今年はいったいどうなってしまうのやら?とりあえず、マスク+手洗い+うがい+換気くらいしかできることはありませんが、そんな親の心配も何のその、子どもたちはとにかく健康で元気です。
そもそもウチの家族って、名前がある病気にかかること少ないよね。
そうなんです。わたしを含めて、4人とも病気にかかることが滅多にない!せいぜい、風邪気味とかお腹の調子がイマイチとか、つまり「体調不良」という程度でおさまっているんですね。
今回は、腸内細菌と病気の関係についてお話していきます!
すべてがズボラで適当な家族が、なぜか病気にかからない理由!それはおそらく、腸内細菌が多様だからではないかと考えられます。
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腸内細菌と病気の関係
腸内環境は、わたしたちの健康にも深く関わっています。健康のカギは、腸内細菌の多様性です。
腸は免疫の要(かなめ)
インフルエンザだけではなく、病原菌というのはたいてい口から身体の中に入ってきますが、そのウィルスたちが体内で活動を始める時に戦ってくれるのが、「免疫細胞」です。
この免疫細胞の約7割ほどが、腸を拠点にしています。
腸内細菌のバランスが良く、善玉菌が働きやすい環境にあると、免疫細胞も強くなりどんどん活性化してきます。
感染力の強いウィルスは、どうやっても止められませんが、体内にウィルスが入ってきた時にそれをやっつけられるかどうかがカギです。
予防接種というのは、多くが「身体に免疫を植え付ける」ことが目的。感染しないのではなく、感染しても発症させないことが大事なのです。
「善玉菌を増やす」は間違い
腸内細菌を簡単にグループ分けすると、善玉菌・悪玉菌・日和見菌の3種類になります。
細菌たちは住処にしている人間の腸に入ってくる栄養(つまり食べ物)をエサにして、増減を繰り返します。
善玉菌が好むものを多く食べれば善玉菌が優勢になり、悪玉菌が好むものを多く食べれば悪玉菌が優勢になります。
腸内細菌をコントロールするのって、実はとても簡単なんですよ♪
ここで問題になるのは、腸内細菌のバランス。実は、善玉菌を増やしさえすれば良いというものでもないんですね。
腸内細菌のバランスは、【善玉菌2:悪玉菌1:日和見菌7】くらいが、もっとも健康的だといわれています。
腸内細菌のバランスが良いかどうかは、毎日の排泄で大体わかります。便秘と下痢は、腸内環境が整っていない証拠!
清潔すぎるのもNG
インフルエンザが流行る記事になると、抗菌剤や除菌剤がドラッグストアに出回りますが、あまり清潔にしすぎるのもどうなのかな……と、わたしは思います。
そもそも、世の中は微生物と細菌に満ちているんですよね。家に居ても外に出ても、周りは微生物だらけです。
病原菌をはじめとした、身体に悪影響をおよぼす憎いヤツもいれば、害がないコもいるでしょう。
わたしたちが知らないだけで、病原菌をかたっぱしから減らしている微生物なんていうのもいるのかもしれません。
普段そこらへんにいる病原菌は、いうなればレベル1くらい。小さい頃からそういうのと付き合っていれば、自然と身体も強くなりますよね。
気づけば、レベル5くらいの病原菌も平気になっている、というような。
そのように、成長過程でさまざまな菌を身体に取り込むことで、ヒトの体は強くなるのではないでしょうか?
一生懸命に細菌を排除しなくても、体内に入り込んだ菌が必要なものかどうかは、白血球が判断します。極端な除菌は、白血球の学習機会を奪ってしまうことになるんです。
我が家の健康法
さて、4人とも超がつくほど健康体な我が家ですが、意識して守っているルールは特にありません。普段の生活を振り返ってみると、4つのポイントに分かれました。
1日のうち1食だけは頑張る
なんとなくですが、わたしの中で「1食くらいはしっかりご飯とお味噌汁とおかずを用意しよう」という気持ちがあります。
これといった根拠はなく、ただの使命感・自己満足・強迫観念(?)です^^;
子どもたちは、小学校と中学校とでそれぞれ違う献立の給食を頂いているので、時々うっかり家の食事が丸かぶりすることも……。
もちろん、この給食にはわたし自身大いに助けられていて、どうしても今日は時間ない!という時は、簡単な1品ものにしちゃいますけどね。
「給食で栄養摂ってるからヨシ!」という感じで。
夜ご飯をきちんとしようとすると、夕方頃から「あ~、ご飯の用意しなきゃ~」となるので、ちゃんとした食事は朝。
寝る前に、翌日のお味噌汁の野菜をゆでておくだけで、かなりラクです。
我が家の朝型派と夜型派
子どもたちは朝型派!中学生の長女まで、8~9時には寝てしまい、朝4~5時に起きて勉強したり本を読んだりスマホゲームしたりしています。
下の2人も同じ。なぜか朝っぱらからレゴで遊んだり、ごっこ遊びに興じたり……。
そして、わたしは夜型派です。
子どもの頃、漠然と「大人に(お母さんに)なったら自然と早寝早起きできるんだろうなぁ~」と思い込んでいたんですが、無理でしたT T
わたしは除外ですが、子どもたちに共通しているのは、毎日しっかり寝ていること!
それも、無理やり早寝早起きをさせられているのではなく、自分たちがそうしたくてしていることです。ここ、大事ですよね。
身体を動かすことを習慣にする
毎日、学校で運動をする機会がある子どもと違って、大人は自主的に動かなければなかなか運動できません。
身体を動かさないと、大腸の動きが鈍くなってしまいます。
大腸は身体の中で固定されているので、外部からしっかり動かしてあげないといけないんですよ。
わたしは普段歩くことくらいしかしていませんが、区の施設で開催しているエクササイズ教室に通っている知り合いや、家族でジョギングを始めた友達もいます。
わたしたちのバレエ教室で、大人のストレッチバレエもやってるんだよ!
いや、母ちゃんは無理かな……
子どもたちが健康体なのは、毎日学校に通って、放課後と週末にバレエをやっているからなんだろうなぁ……。
好きなことは我慢しない!
ストレスをためない。これはかなり大事です。
ただ、重要なのは「好きなことを我慢しない」=「嫌いなことはやらない」というわけではないということ。
嫌なことには我慢が必要だけど、好きなことまで我慢することはないっていう意味です。
- 週末の夜更かし
- 食べたいものを食べる
- 日曜日は目覚ましのアラームOFF
- 月に1回は外食する
……と、我が家でいうとこんな感じですね。
ちなみに今は、なぜか「ハリー・ポッター祭り」の真っ最中で、「賢者の石」からDVD鑑賞会が始まってしまいました。一度観始めると長いんですよね^^;
好きなことを我慢しないためには、嫌なことを我慢してやることも大事。
例えば、週末のお楽しみのために母は仕事をしっかり頑張り、娘たちは勉強や習い事を頑張り、息子は……(何か我慢していることがあるのでしょうか?すごく自由に生きている気がする)。
病気にならないためには腸内環境を大切に!
1日1食は栄養のあるものを食べ、しっかり寝て、身体を動かし、好きなことをして時間を過ごす!そんな毎日を送っていれば、自然と腸内環境は整います。
そして、何でもかんでも除菌・消毒しないこと^^;
これは世の常識に逆らうようですが、結構大事なことだと思うんですよね。
我が家は本当にズボラで、外の病原菌も持ち込みまくりの家だと思うんですが、次女が9歳にして初めてインフルエンザにかかったというくらい、みんな病気しないですから。
子どものうちからいろいろな菌を取り込んで、ちょっとずつ風邪をひいたりして強くなっていくのって、大事なことだと思うんですよ。
ではまたお会いしましょう~♪