水をたくさん飲むと美容に良いとよくいいますが、普通の飲み水よりも硬水の方がおすすめって知っていますか?
普段の飲み水を硬水に変えるだけで、ダイエットにも効果的なんですよ♪
こんにちは。腸育コンシェルジュのhiromiです。今回は硬水のメリットと、硬水歴10年以上になる私のおすすめ硬水を紹介します!
硬水というのは、硬度120mg以上の水のこと。
硬度とは、水に含まれるカルシウムやマグネシウムの量を、炭酸カルシウムの量に換算して表した数値です。ちょっとややこしいですが、要するに、硬度が高い水ほど含まれている栄養が多いということです。
硬水を選ぶ時には、硬度に注目するべし!
ということで今回は、私が大好きなコントレックスをはじめ、さまざまな硬水の硬度を真面目に調べて10種厳選で紹介します^^
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硬水のメリット3つ
硬水に栄養があるのはなんとなくわかるけど、具体的に何が良いの?と疑問に感じている人もいるでしょう。まずは、普段の生活に硬水を取り入れるべき理由を3つお伝えします。
便秘解消に役立つ
硬水には、マグネシウムが多く含まれています。
マグネシウムの酸化物である酸化マグネシウムは、便秘解消を目的とした薬にも使われる成分です。便の水分量を増やして便を柔らかくし、腸管に適度な刺激を与えて排泄しやすくさせるという特徴を持っています。
長女の妊娠中、かかりつけの産科でよく「カマ(酸化マグネシウム)」を処方してもらいました。懐かしい~^^
次女がお腹にいる時は、すでにコントレックスを愛飲していたので、薬いらずでした!
日頃から便秘に悩んでいる人は、下剤やサプリを試す前に、硬水を飲んでみて欲しいですね!
デトックス効果にも期待ができる
硬水には、ミネラルの一種である「サルフェート」という成分が多く含まれているものがあります。
このサルフェートが、体内デトックスにおおいに貢献してくれるんです!
もちろん、普段の排泄もデトックスには違いありません。汗をかくのもデトックスです。
ですが、多くの人は摂取した飲食物と排泄される毒とが比例していません。脂質・糖質が多い食事を繰り返していると、1日の食事を消化・吸収・分解するだけで、身体はいっぱいいいっぱいです。少しずつ身体にたまった毒素を排泄するほど、ヒマじゃないんですね^^;
そこに、デトックスを助けてくれる硬水が登場!
サルフェートを日常的に取り入れることがデトックスにつながり、腸内環境も良くなります。
余分なものが入っていない「ただの水」
結局のところ、硬水といっても身体に良い「水」に過ぎません。人工的な化合物が一切含まれていない、純粋な水なんです。ただ、私たちが普段飲んでいる水よりも、硬度が高いというだけです。
健康食品であるサプリメントには、サプリメント状にするための添加物も少なからず含まれています。身体には害はないとはいえ、100%自然のものではないことには違いありません。
一方で硬水は水そのものであり、固形物と違って腸内細菌が消化作業に大勢駆り出されることもないため、栄養補給に最適といえます。
腸育コンシェルジュおすすめの硬水5選
知れば知るほど、硬水は良いところばかり!そんな硬水の、おすすめ品を5選紹介します。
※硬度にこだわって選んだので、120mg以下のものや硬度非公開のものは除外しています。
コントレックス|硬度1468mg
自分が好きな硬水だからといって、ひいきしているわけではないですよ!
コントレックスは、フランスのナチュラルミネラルウォーターです。ロレーヌ地方のコントレックスヴィルというところが水源。なんでも、ポーランド王の侍医が水の栄養分に着目し、飲料水として飲まれるようになったのだとか。←250年以上昔の話です^^
硬度の高い超硬水として知られ、現在では「ダイエットウォーター」としても有名です。しかも、結構安い!
唯一(?)のデメリットとして、味にクセがあることだけは先にお伝えしておきます。飲めない人は、本当に飲めないらしいです。
ちなみに、デトックスに役立つサルフェートは1Lあたり1187mg含まれています!
硬度…1468mg/L
採水国…フランス
海の深層水 天海の水|硬度250~1500mg
硬水といえば海外、特にヨーロッパ地方のイメージが強いですが、こちらは純国産。海洋深層水から塩を取り除いた、ちょっと珍しい硬水です。
湧水をそのままボトリングするミネラルウォーターとは違うので、残念ながら第2位。でも、硬度は充分です!
「海の深層水 天海の水」は、硬度250/1000/1500mgの3種類があります。硬度1500mgの硬水は私も飲んだことがないので、1度飲んでみたいです♪
硬度…250~1500/L
採水国…日本
↓ 3種類飲み比べたい人はこちらもチェック ↓
MgNa(マグナ)|硬度900mg
続いて、こちらも国産のMgNa(マグナ)。大分県にある炭酸泉の長湯温泉の水を、ガスを抜いて飲みやすくしたのがマグナです。温泉を飲むなんて、贅沢な感じがしますね!
硬度1000mg以下なので、上の2つに比べて少しは飲みやすいかも?
1Lあたり290mgのサルフェートが含まれています。
硬度…900mg/L
採水国…日本
evian(エビアン)|硬度304mg
コンビニでも買えちゃう、おなじみのエビアン♪
外国産の、ちょっとおしゃれなミネラルウォーターじゃないの?なんて思っていた人!エビアンは、れっきとした硬水なんですよ。
ただし、硬度は高くありません。コントレックスあたりは、飲んだ翌日からスッキリ快便!ということもありますが、エビアンを飲んで腸に劇的な変化を求めるのは難しいです。
硬度…304mg/L
採水国…フランス
ヴィッテル|硬度315mg
海外のミネラルウォーターとしては、知名度トップクラスのヴィッテル。エビアンより硬度は少し高いですが、国内ではすでに販売終了となっており、ネットの並行輸入品しか買えないので5位にしました。
名前の由来は、ローマ皇帝ヴェテリウス!う~ん、なんだかよくわからないけど、由緒を感じてしまいますね^^;
硬度…315mg/L
採水国…フランス
腸育コンシェルジュおすすめの硬水炭酸水5選
続いて、今度は炭酸入りの硬水です。お腹が膨れて空腹感をまぎらわせてくれるメリットもあり、ファスティング中の飲み物としてもおすすめです。
ベラフォンタニス|硬度1864mg
今回いろいろ調べてみて、炭酸なし/あり含め一番硬度が高かったのが、ベラフォンタニスです。注目のサルフェートも1Lあたり1530mgも含まれており、コントレックス以上に優秀な硬水かも!…と思ったのですが。
当サイトの調査では、現在ネットショップ含め販売しているところが見つかりませんでした(涙)。
もし、近所のドラッグストアなどで見かけることがあったら、ぜひ買ってみてくださいね!
硬度…1864mg/L
採水国…ドイツ
ゲロルシュタイナー|硬度1310mg
硬度が高いのに、クセのある味がない!と評判のゲロルシュタイナー。ドイツでは日常的に飲まれている、天然炭酸水です。
シュワっとくるわりには炭酸はそれほど強くないので、強炭酸をイメージして飲むと拍子抜けしてしまうかもしれません^^;
硬度…1310mg/L
採水国…ドイツ
サンペレグリノ|硬度730mg
炭酸が苦手な人でも飲めそうな、柔らかな口当たりの微炭酸硬水です。こちらも、硬度が高いのに味がまろやか。軟水と思って飲んでも、それほど違和感がないかもしれません。
水源地はイタリアのアルプス地方で、リストランテではワインやこってり系料理の後に口直しとして出されるとか。どこまでおしゃれなんでしょう…?良いなぁ~。
硬度…730mg/L
採水国…イタリア
ペリエ|硬度400mg
海外のガス入りミネラルウォーターで、もっとも有名なのがペリエではないでしょうか?水源地であるフランスをはじめ、ヨーロッパの大きな都市にあるカフェでは、ペリエを置いていないお店はないとまでいわれているそうです。
味がないのが特徴(?)なので、苦手な人はレモンを絞ってどうぞ^^
硬度…400mg/L
採水国…フランス
サンベネデット|硬度235mg
硬水の中では硬度が低く、炭酸も弱いのでごくごくいけちゃう(?)炭酸入り硬水です。普段の飲み水や、スポーツ後の水分補給として無理なく取り入れることができるのではないでしょうか?
価格もお手頃なので、硬水+炭酸水を試してみたいけど味になじめなかったらどうしよう?という人にもおすすめです。
硬度…235mg/L
採水国…イタリア
硬水を飲む時に気をつけること
気になる硬水はありましたか?早速飲んでみよう!と張り切る前に、硬水を飲む上での注意点を簡単にお伝えしますね。
くれぐれも一気飲みしない
これは、冗談でも大げさでもありませんよー!
硬水は(硬度にもよりますが)、一気飲み禁止です。別に、倒れたり意識不明になったりということはありませんが、お腹が下る可能性は大きいです。
慣れないうちは特に、一気飲みはやめてくださいね。
また、身体が硬水になじんで、ちょっとやそっとではお腹がゴロゴロしなくなったとしても、利尿作用の高さは変わりません。
一気に飲むと、後からせっせとトイレに通わなきゃいけなくなります。
慣れるまで頑張って(?)続ける
日頃、軟水しか飲んでいない人にとっては、硬水の味って強烈らしいです。
何がどう違うというのは具体的に説明できないんですが、味が違うことだけは断言できます。歯磨きの時に、水道水が甘く感じるんです。
じゃあ硬水は苦いのか?というと、苦いわけでもないんですよね…。
とはいえ、所詮はただの水ですから、慣れれば普通に飲めると思うんです!
「うえ~っこんなの飲めない!」と却下せずに、できれば味に慣れるまで続けて欲しいですね。硬度の低い水から高い水へ、徐々に移行していくのもおすすめです。
生活の一部として習慣にする
硬水は、硬度が違うだけのただの水。できれば、特別なものとしてではなく日常的なものとして、生活の一部にしてもらいたいです。
もし飲み水としてミネラルウォーターを買っているなら、それを硬水に変えるだけ。最近はウォーターサーバーも人気がありますが、腸育コンシェルジュとしてはやはり硬水の箱買いをおすすめしたいですね。
お気に入りの硬水を見つけたら、それを毎日の習慣として続けていきましょう。
まとめ
今回、このコラムを書くにあたっていろいろ調べてみて、硬水っておもしろい!と改めて感じました。
コントレックス一辺倒の私ですが、ちょっと違う水も試してみようかな~なんて考えています。いろいろ飲み比べてみたいですね♪
災害大国といわれる日本では、ミネラルウォーターを備蓄している人もたくさんいるでしょう。そういう意味でも、軟水に比べて栄養価の高い硬水を、普段から買っておくのはおすすめです。健康や美容、ダイエット目的だけではなく、非常時にも役立つお水なんですよ。
ぜひあなたも、普段の飲み水を硬水にシフトチェンジしてみてくださいね。