レタスって食物繊維少ないの?
よく「レタス〇個分の食物繊維!」というのはなぜ?
食物繊維少ないレタスはダイエットには効果ない?
と、気になっていませんか?
栄養成分の量を表現するのに、よく
なんて使いますよね。
わかるようなわからないような…。
そもそもレタス〇個分の食物繊維っていっても、レタスの食物繊維ってどのくらいなの?と疑問に感じる人だっているでしょう。
今回は、レタスの食物繊維について調べてみました。タネ明かししちゃいますが、実はレタスって、びっくりするくらい食物繊維少ないんです!
いったいレタスの食物繊維量はどのくらいなんでしょうか?
食物繊維少ないレタスに、果たして何のメリットが…?
健康と美容のために、レタスを食事に取り入れたい!そんな人は、ぜひ参考にしてください。
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レタスの食物繊維は野菜の中でもかなり少ない
では早速、衝撃かつ残念な事実をお伝えします(笑)。
レタスは、とても食物繊維が少ない野菜です。
野菜に限っていえば、これは下から見ていった方が早い数字。
つまりレタスの食物繊維含有量は、野菜カテゴリーの中では最下位クラスなんですね。
レタスは食物繊維が多いイメージを持っている人も多いかもしれませんが、実は逆なんです。食物繊維少ないんですよ~!
ちなみに、野菜の中でレタスよりも食物繊維が少ないものは、以下の通り。
水分以外に何の栄養があるの?と思われがちな緑豆もやしですら、食物繊維量は1.3gですからね。
レタス、悲しすぎ…T T
参考:日本食品標準成分表2020年版(八訂)文部科学省
レタス〇個分の食物繊維と表現するのはなぜか
食物繊維少ないのに、どうして「レタス〇個分の食物繊維!」なんていわれるの?
と、疑問に感じる人もいるでしょう。
私も「なんでレタスが引き合いに出されるの?」と不思議だったんですが、考えてみれば、ごく当たり前な話でした…。
これって、実は逆なんですよね。
レタスの食物繊維量が少ないからこそ、レタス5個分!レタス10個分!と書きやすいんです。
なんとなく、すごくたくさん食物繊維入ってそう!と思っちゃいません?
反対に、例えば食物繊維たっぷりなドライトマト(100gあたり21.7g)の名前を出すと、「ドライトマト半分の食物繊維!」となってしまうわけです。
それならドライトマト食べるじゃん!…って思いますよね^^;
なるほど!商品の魅力を最大限に表現するためのテクニックだね。
食物繊維をたくさん摂取したいなら、レタス何個分かよりも、その商品の食物繊維量を調べないとダメ!
ちなみに、レタス10個分の食物繊維=11gです。
これは、すごく優秀な数字ではありません…。
食物繊維をたくさん摂りたければ、レタスにこだわらず他の食材にも目を向けた方が良いかもしれませんね。
参考:日本食品標準成分表2020年版(八訂)文部科学省
食物繊維少ないレタスのメリットとは
食物繊維が少ないレタスにも、もちろん魅力はあります!レタスの栄養について見ていきましょう。
レタスは水分量が豊富
レタスの魅力、その1。
レタスは、その9割が水分でできている野菜です。
食事から摂る水分って、実はとても大事なんです!
1日に必要な水分量は、約2.5L!そのうち食事から約1Lの水分を摂取することが推奨されています。水ばかり飲み続けるのは大変ですからね。
ところが、水分量の多い和食を食べる機会が少なくなり、汁物がセットになった食事を用意することが減った現代人は、慢性的な水分不足…。
水分量の多いレタスのような野菜は、できるだけ積極的に食べたいですね!
レタスは酵素が豊富
レタスをはじめとした生野菜は、不足しがちな酵素を補ってくれます。
これが、レタスの2つめの魅力です。
非加熱の野菜には、人にとってなくてはならない酵素が豊富に含まれています。
人間はもともと体内に酵素を持っていますが、その数は決まっていません。酵素によって減るものもあれば、加齢とともに産出しづらくなるものもあります。
※よく「人が持っている酵素には上限があって年齢と共に減ってしまう」という話を聞きますが、これは根拠のない説です。
野菜から摂れる食物酵素は、体内酵素の手助けをしてくれる貴重な存在です。
酵素そのものとして働くことはできませんが、補酵素として活躍してくれます。
ダイエットにも!レタスの食べ方と注意点
食物繊維は少ない。でも水分量や酵素に魅力があるレタス。
日常的にレタスを食べるなら、レタスを使ったサラダを食事替わりにするのではなく、普段の食事にレタスをプラスするのがおすすめです。
レタス中心にすると、必要な栄養成分が摂れませんからね…。
ダイエットのために食事量を減らして、レタスのサラダばかり食べるなんて、絶対ダメですよ!
一時的に体重は減りますが、ほぼ確実にリバウンドし、痩せづらい身体になってしまいます。
食物繊維がたくさん含まれている野菜は、腸内細菌を育てて痩せやすい体質をつくってくれます。
免疫細胞を鍛えたり、記憶力が良くなったり、ストレスに強くなったりと、美容面だけではないメリットがたくさん。
水分と食物酵素が豊富なレタス+腸内環境を整えて健康・美容をキープしてくれる食物繊維の組み合わせ。
ぜひ、意識して毎日の食事に取り入れてください!
また、生野菜の摂りすぎは身体を冷やすことにもなるので、冷え性の人は特に気をつけましょうね。
そういえば、母ちゃんは冬になるとサラダ食べなくなるよね。
寒がりだからさ…。
キレイになるためには、レタスをはじめとした生野菜にこだわる必要はありません。
加熱してもたくさんの栄養が摂れる野菜や、食物繊維が豊富なきのこ・海藻などを上手に使っていきましょう!
まとめ
レタスといえば食物繊維!なイメージは、逆に、レタスに含まれる食物繊維量が少ないから…という結論になりました^^;
食物繊維少ないのは残念ですが、不足しがちな水分や酵素をしっかり補える点では、レタスは優秀な野菜です!
肉・魚料理の付け合わせだけではなく、具だくさんサラダに使ったりポン酢をかけて食べたりするのも美味しいですよ♪
いろいろな食材と組み合わせて、レタスの栄養を効率良く摂ってくださいね。