1年中食べられて、安くて、ボリューミーで使い勝手が良い大根!1本買うと何日も使い続けられるので、我が家では野菜室のボスのような存在です。
こんにちは!腸育コンシェルジュのhiromiです。今回は、毎日の食事に活躍する大根について。カロリーが低くて栄養価が高い大根は、暴飲暴食しがちな年末年始にもぴったりです♪
暴飲暴食しがちなのは、母ちゃんだよね?
ですね…(←三が日は駅伝+昼飲みが恒例な人)
大根は、生でも火を通しても美味しく食べられる野菜です。
しかもデカいので、1回買うといろいろな料理が楽しめちゃう。我が家は大人1人+子ども3人(昼は学校給食)なので、大根1本使い切るのに1週間はかかります。食費を節約する上でも、ありがたい存在です!
では早速、大根の栄養や美味しい食べ方について見ていきましょう!
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大根は品種が多い
本題に入る前に…。
大根について記事を書こうとはりきってリサーチを始めたら、自分が思っていたよりもずっと、大根の種類が多かった!ちょっと面白かったので、いくつか紹介しますね。
みなさんは、いくつ知っているでしょうか?
青首大根。
スーパーで売られている、一番ポピュラーな品種です。青い部分が甘くて、先端にいくにつれ辛くなるという特徴があります。
石川県の、源助大根です。
おでんに最適な大根なんですって!煮崩れしづらく、味が染みやすいそうです。
青大根。別名、ビタミン大根ともいわれます。
中国の大根で、辛みが少なく生食向き。サラダや漬物にしても美味しいそうです。輪切りにすると、ライムみたいに見えますね^^
紅化粧大根は、長さ30cm弱の小ぶりな大根です。
見た目は赤ですが、中身は白。酢漬けなどにすると、実もうっすらピンクに染まるようです。主菜のトッピングやサラダに使われることが多いそうです。
青皮紅心大根という中国の品種です。
その名の通り、皮が青くて実が赤い大根。飾り切りにしたものを時々見かけますよね。中国では、お祝い事の時に使われる大根なのだそうです。
色や形がいろいろあって楽しいですね!
大根はアブラナ科ダイコン属の植物で、品種で分けると30種類以上あるそうです。ブランド大根を入れると、100種くらいになるのだとか…。さすがに調べきれないので、ここではスルーします><
ちなみに、これももちろん大根です。
かいわれ大根!
いわずと知れた、大根の芽です。我が家では、どうしても必要な野菜というわけではなく、安かったら買う感じです。
ラディッシュ。赤かぶです。
こちらもそれほど、登場率は高くないですね…。買った時は、葉までしっかりいただきます。
ちなみに、欧米では日本の白い大根はあまりメジャー選手じゃないようです。大根を英語でいうと「radish」ですが、これは日本でいう赤カブのことですよね。白くて長い大根のことは「Japanese radish」と、呼び分けたりもします。地域によっては「DAIKON」と、そのままの名前で売られていることもあるそうです^^
なんか、すごいインパクトあって面白い♪
大根の栄養価と嬉しいメリット
たくさんの種類がある大根ですが、栄養に関してはもっとも一般的な青首大根を代表にして紹介したいと思います。
大根の栄養
大根は、特別にどこがすごい!っていうわけではなく、あらゆる栄養素がソツなく含まれている野菜です。それぞれの栄養価は決して高くはなく、残念ながら「大根って栄養ない?」と思われてしまうことも。
ですが、大根だけでいろいろな栄養を摂れるところは大きな強みです。メインにしても付け合わせにしても、なんなら大根フルコースにしてもまんべんなく栄養を摂取することができます。
特に、注目したいのが大根の実そのものよりも「葉」の方です。大根の葉っぱは、実よりもずっと多くの栄養を含んでいるんですよ。
これはなかなか優秀な数字!
ただ、大根の葉っぱを100gというと、ちょっと難しいかも…。最近では、葉っぱを短く処理された大根も多いですからね。もったいない。
せめて、大根についている分は捨てずに残さず食べましょう!
大根そのものは淡色野菜ですが、大根の葉は緑黄色野菜です♪
大根には食物酵素が豊富
栄養自体は大したものではありませんが、大根の魅力はそれだけではないんです!
大根は、食物酵素が豊富な野菜。体内に入って、消化酵素の手助けをしてくれる貴重な存在なんですよ。
酵素は生のままでなければ失活してしまいますから、大根の酵素を役立てたい時は生で食べるのが鉄則です。
特におすすめなのは、大根おろし。消化酵素を最大限に生かせる食べ方です。
100gあたり18kcalとヘルシー
大根は、ボリューミィなのに低カロリーなところも魅力です。煮物やおでんにしてガッツリ食べても、カロリー過多にならないんです!大根をメインにしたおかずなら、たくさん食べてもダイエットの邪魔にはなりません。
水分が染み込みやすいため、調理法によってはたくさんの水分を摂取することも可能。便秘解消にも役立ちそうですね。
腸活Point!
さまざまな栄養が含まれている
食物酵素が豊富
水分を多く含みやすい
大根の栄養をムダにしない食べ方
続いて、大根の美味しい食べ方を紹介します。ゆでても煮ても生でも美味しい大根ですが、せっかくなので栄養を逃がさないようにいただきたいですね。
ゆで大根
ゆでた大根は、ゆで汁ごと食べましょう。野菜の栄養が溶け出たゆで汁は、捨てたらもったいないですよ!
大根は、水からゆでます。時間がない時は薄めのいちょう切り、食感を楽しみたいなら拍子切りが良いですよ。ゆで汁が沸騰したら、お鍋にフタをして火を止めて放置しておくと、自然と火が通ります。
我が家では、お味噌汁にして食べることが多いです。根菜のわりには火の通りが早いし、クセがないのでどんな野菜と合わせても◎!
大根の煮物
味が染み込みやすい大根は、煮物の具としても最適です。どんな味付けでも合うところが良いですよね。
私の中では、たっぷり薄味のツユでことこと煮込むのがおでん・少なめの煮汁で根菜+お肉or魚と煮込むのが煮物の認識。寒い時期には、月イチくらいで登場します。
薄めの昆布出汁で煮込み、味噌だれや鶏そぼろあんかけでいただくふろふき大根も、メインになる1品ですね。
しかし!煮物は作るのに時間がかかるわりに、あっという間に食べつくされてしまう…
焼き大根
あんまり馴染みがないかもしれませんが、大根って焼いても美味しいんですよ!
厚めの輪切りにすると火が通るのに時間がかかるので、先に輪切り大根をラップに包んで電子レンジで火を通しておくのがおすすめです。
大根にチーズ!?と思うでしょ?でも、美味しいんですよ!
オリーブオイルと塩コショウで焼き目をつけて、とけるチーズを乗せてフライパンのフタを閉めて火を止めます。最後にブラックペッパーをかけるのもおすすめ。意外と合うので、ぜひやってみてくださいね^^
切り干し大根
干した大根は、栄養と旨味が凝縮されていて、生の大根よりも栄養価が高いです。可食部100gで比べると、ほぼすべての栄養価が10倍以上になるんですよ。
- カルシウム:24mg⇒500mg
- カリウム:230mg⇒3500mg
- 食物繊維:1.4g⇒21.3g
干すだけでこんなに違ってくるなんて、驚きですよね!
しかも、切り干し大根は普段の料理にさっと加えられる手軽さがあります。手間がかからず、すでに大根の旨味があるので味付けも適当でOK。1品足りない時や具が足りない時に、ぱっと登場する万能なヤツです。
ちなみに私は、切り干し大根を作ったことはありません!いつも買ってきちゃいます^^;うーん、今度挑戦してみようかな…。
生で活躍する大根
我が家では、大根1本あったら1/3~半分は生で食べていると思います。大根の青首の部分は水分豊富で甘みがあるので、生で食べるならこちらがおすすめ。逆に、先端部分は水分が少なくて硬めで辛いです><
新鮮なうちなら、大根の半分ぐらいまでは生のままで美味しく食べられます。
我が家では、青い部分15cmくらいは大根おろし用。それからサラダ⇒漬け物という感じ。1本の大根を真ん中で切って、半分を生食用にしておくと使いやすいと思います!
大根の食物酵素を最大限に引き出す食べ方は、大根おろしです。お肉や魚がメインの献立の時に、おろしポン酢を添えるのも良いですね。私は、生醤油をかけて大根おろしだけで食べるのも好きです。
結構疲れるのに、大根おろしはなぜかガシガシゴリゴリ頑張ってしまう…。自分でも不思議です^^;
マジックブレッド使えば良いじゃん!
大根おろしとすりごまだけ、必ず手作業だよね?不思議…
達成感かな?
まとめ
大根は、秋~冬が旬です。あったかおでんやお正月の煮しめ、もちろん普段の食事の1品としても、使うシーンは山ほど!大根なしでは、毎日の食事がピンチにおちいるくらい、使い勝手が良くて栄養豊富な野菜です。
いつか、いろいろな種類の大根を買って楽しんでみたいなぁ~と思っています^^
ぜひみなさんも、美味しい大根を毎日の食卓に取り入れてくださいね。