デーツはダイエット効果が高いって本当?
そもそもデーツってどんな食べ物なの?
と気になっているみなさん!
デーツのダイエット効果や美容効果を、栄養をもとに検証してみましょう。
こんにちは。腸育コンシェルジュのhiromiです。栄養価の高いドライフルーツとして、デーツの名前は聞いたことがある!という人も多いですよね。
栄養豊富、低GI食品、食べやすいetc. そんな特徴がつまったデーツは、ダイエット中に最適のおやつになりそうです。
ですが、ドライフルーツってカロリー高くない?という心配も…。
ダイエットや腸内環境改善のために、デーツを食べてみようと考えている人は、ぜひ参考にしてください。
※記事中の栄養成分含有量はいずれも100gあたりの表記です
参考:日本食品標準成分表2020年版(八訂)文部科学省
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デーツとは?
デーツとは、主に中近東で栽培されているヤシ科の植物【なつめやし】の実のこと。栄養価が高いスーパーフードとして知られています。
日本では、ドライフルーツとして販売されていることが多いですよね。
KALDIなどの輸入食品ショップだけではなく、最近はスーパーやドラックストアでも見かけるようになりました。
1粒に栄養がぎゅっとつまっているので、かつては砂漠を旅する時の必須アイテムだったとか♪
味は、とにかく甘い!
ドライフルーツの中でも、干し柿に近い濃厚な甘さです。天然のキャンディといわれることもあるそうで、甘いもの好きには嬉しいけれど、甘いもの苦手な人にはちょっと厳しいかも…。
ちなみに、名前が似ている【なつめ】はクロウメモドキ科の植物で、デーツとはまったく別物です^^
デーツの栄養からわかる効果
栄養価がまんべんなく高いデーツですが、いったいどんな効果に期待ができるのでしょうか?美容・ダイエットに注目して見ていきましょう。
食物繊維による腸内環境改善効果
デーツに含まれている豊富な食物繊維は、腸内環境を正常に整える手助けをしてくれます。
ちなみに、食物繊維がたくさん含まれているイメージが強いごぼうの場合は…。
こうして比べてみると、デーツの食物繊維量がかなり優秀なことがわかりますね^^
食物繊維というと、真っ先に「便秘改善効果」を思いつきますが、それだけではありません。
食物繊維をエサにして増える細菌は、バクテロイデーテス門バクテロイデス属の「バクテロイデス菌」。
バクテロイデスは、食物繊維を分解する過程で短鎖脂肪酸という有機酸を産出し、その短鎖脂肪酸は脂肪細胞の蓄積をストップさせたり代謝を上げたりする働きを担っています。
つまり、短鎖脂肪酸を増やして体内でしっかり働いてもらうためには、食物繊維が欠かせないというわけ♪
βカロテン・銅によるアンチエイジング効果
デーツに含まれるβカロテンと銅には、抗酸化作用があります。
人間の身体は時間とともにサビつき、これはどうやっても防ぐことができないものですが、βカロテンや銅など抗酸化作用が高い栄養成分を摂取することによって、身体の酸化を抑えることができるのです。
βカロテンは緑黄色野菜に多く含まれていますが、毎日野菜を調理して食べるのって、結構大変。
皮をむいたり切ったりする必要のないデーツは、持ち歩きにも便利でサッと栄養補給ができる優秀な果物なんです!
デーツはポリフェノールも豊富♪エイジングケアを含めた、美容全般に効果が期待できそうです。
パントテン酸・マグネシウムがイライラを解消
デーツには、ビタミンB5とも呼ばれるパントテン酸やマグネシウムが豊富。
これは、ストレスの緩和に役立つ栄養成分です。
パントテン酸は、コルチゾールの分泌を手助けします。
これは副腎皮質ホルモンの一種で、ストレスに対抗するホルモンの代表的存在。副腎がコルチゾールを分泌する働きに作用しているのがパントテン酸です。
また、マグネシウムは「幸せホルモン」とも呼ばれるセロトニンの生成をうながします。
セロトニンの材料であるトリプトファンも、デーツには推定11mg含まれています。
デーツには濃厚な甘さがあるので、疲れた時に食べてホッと一息つく意味でも、ストレスの緩和になりそうですね!
デーツの食べすぎは太る?
腸内環境改善や美容に優れた効果が期待できそうなデーツですが、カロリーが高いのでダイエットには向かないという説も!?実際はどうなのでしょうか。
デーツのカロリーは281kcal!
デーツのエネルギーは、100gあたり266kcalです。
ドライフルーツの中では、比較的カロリー低めといって良いでしょう。
デーツ100gのエネルギー量をわかりやすく例えると、ご飯一膳分くらい。
毎日のおやつにデーツをパクパク食べまくっていたら、さすがにカロリー過多になってしまいますね^^;
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デーツは意外と太りづらい
食べすぎはダメ!という前提で続けていきますが、デーツはカロリー量や糖質量のわりに太りづらい食品です。
なぜならデーツは、血糖値の上昇が緩やかな低GI食品だから。
食品のGI値というのは、食べた後の血糖値の上昇を示す数値です。高ければ高いほど糖の吸収が早くなります。
GI値が低い食品は糖を吸収するスピードが遅いので、カロリーが高くても太りづらいというわけ。
デーツのGI値は30~50で、低GIの基準である55以下に該当します。
1日の摂取量は1~2個がベスト
カロリーとGI値を考慮して、ではデーツは1日にいくつまで食べて良いのかというと…。
1日1~2粒がベスト!
一般的な大きさのデーツは1粒20gくらいです。
カロリーの摂りすぎは、やっぱりNG。また、不溶性食物繊維を多く摂りすぎると下痢になったり、逆に便秘になったりすることも考えられます。
ダイエットに適した栄養満点のスーパーフルーツだからといって、食べすぎは良くないですよ!
デーツのアレンジレシピ
そのまま食べても美味しいデーツですが、よほど甘党じゃないと飽きてしまう可能性も…。そこで、食事やスイーツに使えるレシピを紹介します。
砂糖を使わないデーツジャム
甘いデーツを煮込めば、砂糖を使わない天然ジャムができあがります!
ジャムにすると、パンに塗ったり無糖ヨーグルトに乗せたりして食べられるので、そのまま食べるよりも飽きがこないですよ♪
オトナだけで食べるなら、ラム酒やウイスキーをちょっと入れても美味しいです!
煮沸消毒した瓶に入れれば冷蔵庫保存できますが、作ったら早めに食べちゃうのがおすすめです。
種なしデーツ 砂糖不使用&無添加800g 1,000円(税込)送料無料!デーツシロップ
デーツシロップは、お肉や魚を調理する時にも甘味料として使えるスグレモノ。黒糖に似た甘さがあります。
照り焼きや煮物などにも、普通に使えるシロップです。
もちろん、スイーツの甘み付けにも活躍!スムージーや紅茶に入れても美味しいですよ。
デーツを大量買いしたけど食べきれないかも…という時は、迷わずシロップにしましょう!
まとめ
デーツは、こっくりとした濃厚な甘さが特徴のフルーツです。
甘いのが苦手な人は、ちょっと敬遠してしまうかもしれませんね。私もそうなので…^^;
ただ、そのまま食べるのはムリでも、ジャムやシロップにすると毎日の料理に使えます!ドライフルーツの中でも、意外と使い勝手が良いんじゃないかと思います♪
腸活、ダイエット、アンチエイジング、ストレス解消にも役立つデーツ。
少量を少しずつ続けていけば、健康でキレイな身体に近づきますよ!