乳酸菌飲料って、いつ飲むのが良いか知っていますか?
乳酸菌の入った飲み物なら、いつ飲んでも結果は同じじゃない?と思っていませんか?
腸内環境の改善に欠かせない乳酸菌飲料。
確かに、いつ飲むかよりどれだけ長く習慣にできるかの方が、大事といえば大事です。
こんにちは。腸育コンシェルジュのhiromiです!
手軽に腸活を続けられるアイテムとしておすすめの、乳酸菌飲料。意外と、いつ飲むのがベストタイミングなのか、知らない人も多いようです。
なんとなく、出勤前にグイっと飲んだり時間がない日の朝ごはんを飲むヨーグルトと果物で済ませたり…というイメージのある乳酸菌飲料ですが、実は朝飲むよりも夜飲む方が腸には良いんです!
それは、いったいなぜなのでしょうか?
今回は、乳酸菌飲料はいつ飲むのが効果的なのか?をテーマに検証していきます。ぜひ参考にしてください!
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乳酸菌飲料はいつ飲むのが効果的?
では早速、結論から見ていきましょう。乳酸菌飲料を飲むのは、寝る前がおすすめです!
乳酸菌飲料は寝る前に飲む
まず、1つめ。
どうしても朝に飲みたい!などのこだわりがない人は、乳酸菌飲料を寝る前に飲んでみましょう。
ぜひ、このルーティンを試してみてください。
なぜなら、腸の活動が活発になるのは身体がゆっくりと休まっている時だからです。
腸は、興奮・緊張・イライラなど心身がアクティブになっている時は動きが鈍り、心身ともにリラックスしている時に働きます。
乳酸菌飲料を夜飲むということは、腸の活動に合わせて善玉菌を送り込んであげるということになります。
ね?理にかなっていると思いませんか?
乳酸菌飲料は食後に飲む
そして、2つめ。
乳酸菌飲料は食後に飲むのがおすすめといわれています。
なぜなら、食事の前(胃に何も入っていない時)に乳酸菌飲料を飲むと、胃酸がたくさん分泌され、かなりの確率で乳酸菌が死活してしまうから。
死活した乳酸菌も腸活に役立つので、食後に飲むのは第2案という感じ。それほどこだわらなくて大丈夫です!
もっとも、近年は乳酸菌飲料の乳酸菌もいろいろ研究・改良を重ねられていて、胃酸や熱に負けない乳酸菌飲料がたくさん販売されています。
乳酸菌飲料は食後に飲む、という説は徐々に薄れていくかもしれません。
乳酸菌飲料の働き~乳酸菌はどこへ?~
乳酸菌飲料をいつ飲むのが良いかわかったところで、乳酸菌飲料の働きについて見てみましょう。乳酸菌飲料の乳酸菌は、腸内でどのような役割を持つのでしょうか?
そもそも乳酸菌は定住しない
腸には、すでにさまざまな種類の乳酸菌がグループを作っています。
体外から摂り入れた乳酸菌はその仲間に入ることはできず、たいていの場合、腸を通過して老廃物と一緒に排泄されてしまいます。
この場合、菌が生きていても死んでいても結果は同じ。
例え生きた乳酸菌を腸内に届けられたとしても、腸内の乳酸菌たちに受け入れてもらえる確率は非常に少ないのです。
乳酸菌飲料の役割
それなら、乳酸菌飲料をいつ飲むかという問題以前に、乳酸菌飲料自体に意味がないのでは?と感じた人も多いでしょう。
そんなことはありません。
乳酸菌飲料の乳酸菌も、腸活に役立ちます!
善玉菌は生きて大腸まで到達しないと意味がないと言われますが、死んでしまっても善玉菌の体を作る成分に有効な生理機能が期待できます。
e-ヘルスネット(厚労省)
どんな形であっても、乳酸菌飲料は役に立つってことですね!
体外から摂り入れた乳酸菌は、腸にとどまっている間はもともといる乳酸菌と同じ働きをするというデータもあります。
順番に排泄されてしまうからといって、乳酸菌飲料に意味がないわけじゃありません。
乳酸菌飲料の「いつ飲むか」より大事なこと
乳酸菌飲料はいつ飲むのが良いの?と聞かれたら、迷わず「寝る前」と答えます。あわせて、いつ飲むかよりも大事なことが2つ!順番に見ていきましょう。
乳酸菌飲料は毎日続ける
乳酸菌飲料を飲むなら、毎日続けることが大事です。
体外から摂取した乳酸菌は、だいたい48時間くらいしか体内に居られません。腸内環境を改善し、それをキープすることを考えると、つねに補充する必要があるんですね。
逆をいうと、乳酸菌飲料やヨーグルトを毎日の習慣にすれば、腸内の善玉菌が多い状態がずっと続くというわけです。
いつ飲むかももちろん意識したいところですが、毎日続ける方がずっと腸活効果に期待ができそうです!
ヨーグルトを毎日食べると飽きてしまいそうですが、乳酸菌飲料なら量も少ないですし、毎日のルーティンにできそう♪
乳酸菌飲料と他の栄養素を一緒に摂る
乳酸菌飲料だけよりも、果物やオリゴ糖をプラスするのがおすすめです!
食物繊維は善玉菌のエサになる重要な栄養素ですし、オリゴ糖は乳酸菌やビフィズス菌を増やしてくれる、いわばセットのような存在ですよね。
乳酸菌飲料との相性が良く、栄養豊富な食品といえばドライフルーツ。
「腸活におすすめのおやつ5選」でも紹介していますが、ドライフルーツは食物繊維をはじめとした栄養成分が、生の果物よりも豊富です。
乳酸菌飲料を夜飲みたいけど、同時に何かを食べるのはちょっと…という人でも、ドライいちじくやプルーンを1~2個ならあまり抵抗ないですよね♪
【おまけ】乳酸菌飲料以外の乳酸菌
実は…。
我が家では乳酸菌飲料を習慣にはしていません!
最後にこんなオチ!?
だって1日4本必要なんだよ!無理じゃん><
確かに…
そこで最後に、乳酸菌飲料以外の乳酸菌食品を紹介します。
乳酸菌飲料が苦手な人や、毎日飲むのはコスパ悪い…と感じている人は、ぜひ参考にしてください。
乳酸菌食品は、意外と身近なところにあります。
ちょっと意識するだけで、毎日の乳酸菌摂取量が増えること間違いなし!
チーズの味噌漬け大好きー!
乳酸菌飲料だけではなく、毎日の食事に乳酸菌食品を取り入れてみましょう♪
まとめ
乳酸菌飲料はいつ飲むべきかというのは、あまり知られていません。
腸育コンシェルジュとしては、やはり「寝る前」をおすすめしたいです。腸の活動が活発になるタイミングを狙って、乳酸菌を送り込んであげましょう!
今回は乳酸菌飲料はいつ飲むのかというテーマでしたが、結局のところ、いつ飲むかではなくいかに長く続けるかが大事だと思います。
乳酸菌飲料には食物繊維やオリゴ糖をプラスし、さらに普段の食事にも乳酸菌食品を意識して使ってみましょう。
それだけで、腸内環境はぐっと改善されていきますよ!