最近いろいろ不快な症状を感じるんだけど、これって腸内環境悪いから?
と、心配していませんか?
こんにちは。腸育コンシェルジュのhiromiです。
腸内環境悪いと、いろんなところで不調を感じてしまいます。今回は、腸内環境悪い時の症状や、もしかしてこれも?と思えるサイン、そして対策法について解説していきます。
腸活好きでなければ、普段はあまり腸の様子なんて気にしませんよね。
でも、腸は健康と美容のバロメーター!不快な症状を感じているなら、腸内環境が乱れているかもしれません。
腸の乱れを放っておくと、いつの間にか怖い病気に発展することもあります。
ぜひ、最後まで読んでくださいね!
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腸内環境悪いと出てくる主な症状3つ
まずは、この症状が出てくると腸内環境悪いこと間違いなし!という3つのサインをお伝えします。
便秘症状
排泄のサイクルは、人によって違います。
毎日決まった時間という人もいますし、1日おきでもスッキリ快適な人もいます。
毎日出ない=便秘!というのではなく、便の状態で判断するのが良いですね。
毎日決まった時間に排便していても、硬すぎたりゆるすぎたり、または色が悪かったり、お腹に残った感じがある場合は、腸内環境悪いサインです。
嘔吐、むかつき
食事中に、食べ物が飲み込みにくい感触があったり、胸の辺りでつかえて気分が悪くなってしまったり…という人も、腸内環境悪い可能性があります!
胃や食道あたりなら、腸は関係ないのでは?と思えるかもしれませんが、そうではありません。
腸に老廃物が残っていると、有毒ガスを発生します。それが、胃を下から圧迫し、嘔吐やむかつきを引き起こすのです。
食欲不振も、そのサインの1つ。
最近、食事が美味しく感じられない・楽しめないと感じている人は、腸内環境が乱れているかもしれません。
↓腸内環境チェックにおすすめ↓
おならが臭い
おならが臭うのも、腸内環境悪い証拠です。
そもそも、おならに臭いはありません。なぜなら、空気だからです。
食べ物や飲み物を身体に入れる時に一緒に入り込んだ空気、または消化の過程で発生するガスは、基本的に無臭です!
そんなおならが臭うのは、腸内で悪玉菌が増殖し、臭いが強いガスを発生させている可能性が大きいです。
また、消化しきれなかった食べ物(特に動物性たんぱく質)が老廃物になって腸に残り、発酵して悪臭を発生させているケースもあります。
こんな症状も腸内環境悪いかも?
腸とはまるで関係なさそうな症状でも、もしかすると腸内環境悪いかもしれません。思い当たることは、ありませんか?
肌荒れが目立つようになった
よく、胃腸が荒れていると吹き出物が出るといいますよね。
それって、あながち間違いではないんです。
腸内環境が乱れると、腸内で腐敗物質が産出されます。それが血管を通って肌に到達し、結果的に肌荒れを引き起こしてしまうんです。
また、腸内環境が良くないと睡眠をうながすホルモンが作られず(後から詳しく説明します!)、睡眠中に肌の再生や修復を担う成長ホルモンも分泌されません。
目に見える吹き出物だけではなく、たるみやくすみも腸内環境が原因かもしれませんよ!
ストレスがたまる
普段ならスルーしていたような、小さなトラブルや周囲の人の言動に最近すごくイライラしてしまう…という人も要注意。
ストレスがたまると腸内環境が乱れるといいますが、その逆(腸内環境悪いとストレスを感じやすくなる)もあるのです。
腸と脳は迷走神経でつながっていて、お互いの変化を敏感にキャッチします。緊張するとお腹が痛くなったりゴロゴロしたりするのは、そのためなんですよ。
よく、腸活にはストレス解消が大事なんていいますが、現代社会でストレスを完全に解消するのは困難です。なので私は、まずは腸内環境を整えてストレス耐性を鍛えましょう!といっています。
腸内環境が整っている人は、思考がポジティブでストレスを感じにくいというデータもあります。
最近イライラしやすいな…と自覚している人は、腸内環境を見直しておきたいですね。
体重が増えた
これは、目に見えてわかりやすい腸内環境バロメーターでもありますね。
今までとそれほど食生活が変わっていないのに体重が増えたり、お腹のお肉がもたついたり、というケースも腸内環境悪い傾向にあります。
腸内には何億という数の腸内細菌が棲んでいますが、その中でも「痩せ担当」と「デブ担当」の細菌がいます。
腸内環境が乱れていると増えるのは、デブ担当菌。
体重コントロールが難しくなってきたと感じている人は、腸内環境が乱れて痩せ菌が減っていたり、消化酵素・代謝酵素の手助けをする腸内酵素が生成されていない可能性大です。
風邪を引きやすくなった
腸は、身体の免疫の7割を担当しています。
腸内環境が乱れていると、当然、この免疫系統にも影響します。
腸内環境が整っていた時は、ちょっとの風邪も風邪とは感じない(そもそも気付かない)身体だったのが、腸内環境悪いとすぐに症状として出てきてしまうんですね。
でも、腸は消化器官だから風邪とは関係ないのでは?なんて考えは、大間違い!
腸には、免疫細胞を鍛えて全身に送り出し、ウイルスをやっつける指令を出すという役割があるのです。
くしゃみや咳、発熱といった一般的な風邪もウイルス性の感染症も、腸内環境が整っていれば防ぐことが可能になるんですよ。
寝付けない、起きられない
睡眠には、メラトニンという睡眠ホルモンが関係しています。このホルモンの分泌が不充分だと、睡眠に悪影響をおよぼします。
メラトニンの生成には、腸で作られるセロトニンという脳内伝達物質が関わっています。俗にいう、幸せホルモンですね。
腸内環境悪いとセロトニンが生成されず、結果的にメラトニンも不足し、睡眠障害という症状が出てしまうのです。
腸内環境悪化の原因とは
ここまでで紹介した、8つの症状。これらの症状が出ている人は、今からお伝えする3つの原因のどれかに心当たりがあるかもしれません。
食生活の乱れ
腸内環境を整えるのも乱すのも、腸に棲んでいる細菌たち次第です。悪玉菌が喜ぶエサ(食べ物)を知らずに与え続けていると、腸内はあっという間に悪玉菌の天下に!
「忙しくて料理に時間をかけられない」
「自炊が面倒でつい適当になってしまう」
「ジャンクフードを食べることが多い」
「ご飯&味噌汁なんて最近見ていない」
…こんな感じで適当に食事をしていると、どんどん腸内環境悪くなってしまいます!
悪玉菌が増えると、どっちつかずな日和見菌たちも悪玉菌の味方をし始め、腸内環境は悪くなる一方です。
↓腸内環境に自信がない人は…↓
生活習慣の乱れ
腸内環境が悪化する原因の1つとして、生活習慣の乱れも挙げられます。
規則正しく早寝早起きをしなければならない!…ということはありませんが、適度な運動と休息は大事なんですね。
腸は、その持ち主の生活に敏感に反応します。
睡眠や活動量が足りていなかったり、身体がつねに冷えていたりすると、善玉菌が減り腸内で生産されるはずのホルモンも作られなくなってしまいます。
ストレス
腸内環境とストレスは、密接な関係にあります。
腸内細菌のタイプによってストレス耐性は異なるといわれていますが、だからといってストレスのすべてが腸内環境によるわけではありません。
順番を待つ時間が苦手だったり、わりとすぐに「でも」「だけど」「だって」という反応になってしまう人は要注意!
人や物事に対して攻撃的になると、自律神経のうちの交感神経が優位に立ち、腸の動きがスムーズではなくなります。
詳しくは、腸内環境とストレスの関係を読んでみてくださいね。
腸内環境の乱れを放置すると?
最近の症状は腸内環境悪い証拠だったのかも…と思った人!それを放置すると、もしかすると取り返しのつかないことになるかもしれません!
酸性腐敗便の発生
酸性腐敗便とは、消化しきれずに残った食べ物が発酵して腐敗していき、酸性の物質が大量に発生した腸で、食べカスが便になってしまった状態のものをいいます。
いわゆる、下痢症状が起こっている時ですね。
腸は、普段は酸性でもアルカリ性でもなく中性です。
酸性腐敗便が産出された時に便秘状態だと、便を体外に排泄することができません。
そうすると、大量の腐敗産物が腸から血中に侵入し、身体中を駆け巡ってしまいます。
腸内から腐敗物や生きた細菌が血中に漏れ出すことをリーキー・ガットといいますが、これってとても危険なんですよ。
逆流性食道炎
逆流性食道炎とは、胃の入り口の弁が開いて消化途中の食べ物が食道へ戻ってしまい、食道に炎症を起こすことをいいます。
これは、排泄されずに腸に残った便が有毒ガスを発生させ、胃を圧迫することが1つの原因。胃酸も一緒に食道へ逆流してしまうため、食道壁が荒れ放題になってしまいます。
逆流食道炎は妊娠後期にも起こりやすい症状です。子宮が大きくなって胃を下から押し上げてしまうんですね。私は3回の妊娠で3回とも経験しましたが、ほんと、寝られないくらい苦しいんですよ!
たかが便秘、いつかは出るだろう~なんて、あなどってはいけません。
排泄されるべきものが排泄されず腸に残ってしまうのは、冷蔵庫に腐ったものを入れっぱなしにしておくようなものです!
がん細胞の発生を誘発する説も
がん細胞発生の原因の1つに、老化した細胞が増えすぎるからという説があります。
そして、この細胞の老化に深く関わっているのがDCAという腸内物質。これはアリアケ菌という腸内細菌が胆汁を分解して作り出す物質なのですが、このDCAが腸から体内に吸収されることによって全身を巡り、細胞を老化させてしまうといわれています。
高脂肪食を多く摂っている人は、DCAの生産が活発になるのだとか。
がんの他、腸内細菌は動脈硬化や糖尿病などにも影響をおよぼします。
腸内環境が悪いことで起こる症状を放置するのは、最悪の場合、命に関わってしまうんです。
腸内環境悪い時にまずできること
すでに軽い症状が出ている人は、今すぐに腸内環境改善に取り組みましょう!今日からできる、基本の腸活を紹介します。
食事の見直し
まずできるのは、食事内容を見直すことです。
運動が苦手な人でもデスクワークが多くてなかなか動く機会がない人でも、仕事の関係で昼夜逆転生活をしている人でも、食事だけならすぐに変えられますからね。
そんなことをいわれても、まずどうすれば良いの?という人は、こちらを参考にしてください。
これだけでも、かなり変わってくるはず!
そうそう、水をしっかり飲むのも良いですよ。こちらで「腸内環境を整えるおすすめの飲み物」を紹介しているので、良かったら参考に♪
あまりストイックにならない程度に、続けていきやすい方法を選んでトライしてください。
日中の活動量を増やす
運動をする時間がない・身体を動かすのが苦手、という人もいると思います。
私がそうですから^^;
そういう人でもできることといえば、運動はせずに、普段の活動量を増やすことです。
できなさそうで、やってみるとできることは結構あります!
どれか1つで良いので、試してみましょう。
この他、ベッドで寝ながらやる腸活体操も。詳しくは「運動苦手でもできる腸活のための体操」を参考にしてください♪
気分転換にできることをする
一度日常から離れて、気分転換に何かするのもおすすめ。ストレス軽減になりますし、翌日からまた頑張ろうという気持ちにもなれます。
ポイントは、何の準備も後片付けも必要としないこと!
もちろん、料理が好きな人や部屋の模様替えが好きな人はどんどんやっちゃってください。新しいコスメを試したり、ワードローブの入れ替えをしたり、普段とは違う服の着回しを考えたりするのも良いと思います。
要するに、普段やらないこと・自分が気持ち良いこと・スッキリすること、ですね。
リフレッシュすることで自律神経のバランスが整い、腸にも良い影響を与えてくれますよ。
まとめ
腸内環境悪いと出てくる症状には、軽いものも重いものもあります。
ただ1ついえるのは、症状を自覚したら決して放置せずに腸内環境改善を心がけること!
怖い病気になるのはもちろんのこと、だらしなく太ってしまったり肌が荒れたりするのだって、イヤですよね。
腸内環境は、ちょっとした意識改革だけでも改善できます。
この3つだけです!
腸内環境悪い症状に心当たりがある人は、ぜひ今回の記事を参考に、腸活にチャレンジしてみてくださいね。